その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

色取月(いろとりづき)

2007年09月07日 | Weblog

色取月(いろとりづき)

***

朝夕の気温が下がってくると

ついつい夜更かしが多くなる

そろそろゲームも

おしまいにして 寝なさい

しぶしぶきみは従う

なぜなら

朝一番の抱っこをしてもらうための

お約束だから

まだまだゲームより

抱っこが好きな

きみがこのままでいてほしい気もする

では・・本をとじて私も眠ります~

***

 

彩りも豊かに

九月にもいろいろな呼び名があります

「秋の夜長」といわれるように

夜が長くなることから「長月」

夜が長くなれば 

夜中に目が覚めることが多くなることから

「寝覚月」

また菊の花の季節なので

「菊月」「菊見月」「菊開月」とも呼ばれます

そのほか「稲刈月」「小田刈(おだかり)月」などの

呼び方もあります

いまの暦では少し早いのですが

旧暦では秋真っ盛り

木の葉も色づきはじめるので紅葉月

そして

色取月(いろとりづき)という

異称も生まれました

日中の暑さは残るものの

台風一過の抜けるような真っ青な空

その下で

まだ咲き残っている夏の花々にくわえ

秋の花が咲き始めます

昔とは違った意味で

この時期は彩り豊かな月と

いえるかもしれませんね

 

 

 

 

 


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2 コメント

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色取月 (あやや)
2007-09-07 19:20:36
しらたまの歯に染みとおる
  秋の夜の酒は静かにのむべかりけり
                 若山牧水

まだまだ子供と思われていた私が、
このような灯りの下で初めて父と
日本酒を酌み交わしたあの日
何故かこの歌を想い出す。
たいして飲めない二人なのに
虫の音にさそわれて・・・
今は星になって月と一緒に飲んでるかな?
ふと見上げると、まだまだ来るなよ
がんばれよー  あの星は父
ちょっとしんみり長月の夜
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あややさん・・ (ぱふぱふ)
2007-09-08 09:23:33
若山牧水の歌は・・
実に日本的な情感をうまく捕らえてますね
私も好きな歌人です。

その歌に・・思い出深いですね・・
父親の夢のひとつに大人になって我が子と酒を飲む
来れは大半の親の思いだそうです。
それを叶えられない人が多い中で・・あややさんは・・
よい思い出を作られて親孝行しましたね

なんともすばらしい思い出を有難うございます。
最近は親子がますますばらばらの時代・・
少しは静かに人生などを語り合って見るとよいと思いますね
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