浴衣(ゆかた)
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夏休み~浴衣のきみと~
打ち上げ花火が
終わった後の暗闇を
小さな蛍が
ほんのり照らす
ふたりは
そんな関係だった
きみは 蛍のようだった
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夏の装い
浴衣(ゆかた)
花火大会、お祭り・・・
夏のイベントになると今でも浴衣は
人気のファッションです
もともと
湯帷子(ゆかたびら)といったものを
略して浴衣となったのだそうです
帷子(かたびら)とは単(ひとえ)の着物のこと
江戸時代以前は
お風呂というと
湯につかるのではなく蒸し風呂でした
そこに
麻の湯帷子を着て
入っていたそうです
浴衣という漢字も
その由来を物語っています
今のように
湯船につかる風習は
江戸時代からだそうです
木綿が庶民の間に広まり
入浴後に浴衣でくつろぐようになったそうです
もともとは人前で着るようなものではなかった浴衣が
今やファッションの一端を担っている
未来にはどんな装いが登場することでしょう~~
浴衣といえば
母が好きだった浴衣姿を思い出します
そして母が好きだった
ノウゼンカズラも同じころにぎやかに咲いていた
浴衣とノウゼンカズラは
少しだけ私をセンチにしてくれる
こんなにも元気なオレンジ色に夏の花なのに
どうしたことか、ノスタルジックな雰囲気が漂う花です。
偶然にも私の思い出も母なのです。若い時の母。
母親を早くになくし・・なんとなく母恋しい気持ちは・・
大人になるほど強くなってくるのはおかしなものですが~
怒られたこともほめられたこともすべてが懐かしい思い出です。
アリーヌさん・・お越しいただき有難う~~これからもよろしく。