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その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

湯豆腐

2012年11月28日 | Weblog

 

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湯豆腐

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豆腐はヘルシーで、さまざまな料理にアレンジのきく優れた食材です

種類も木綿、絹ごし豆腐、加工品では生揚げ、油揚げなど

おからや豆乳、湯葉など幅広くあります

暑い夏には「冷ややっこ」 寒い冬には「湯豆腐」に

諸外国でも日に日に人気の上がる日本の食材

雪がしんしんと降る中

家族や仲間で鍋を囲み、フーフーしながた食べる

アツアツの湯豆腐は、寒い冬の夜を温め

心まで温かくなります

 「湯豆腐やいのちのはてのうすあかり」 久保田万太郎

「湯豆腐の浮けば召せよの京言葉」 舘野翔鶴 

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小春日和

2012年11月27日 | Weblog

 

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小春日和

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冬の季語としてよく知られている「小春」は陰暦の10月の異称

陽暦では11月の中頃から12月上旬です

日ごと寒さも深まりつつある時期ですが

暖かく穏やかに晴れ渡る日があります

それはまるで春を思わせるような陽気であることから

「小春日和」と呼んでいます

同じ意味を持つ季語としては「小六月」があります

立冬を過ぎ、寒さまっただ中に

ぽかぽかと陰暦6月のころのような暖か日差しを受けて

しばし和らぎに満ち足りるようです

似たような言葉は諸外国にもあり

アメリカでは「インディアンサマー」

ドイツでは「老婦人の夏」

ロシアでは「女の夏」と呼ばれています

語源は諸説ありますが、ぽかぽかした陽気に変わりないようです

 

 

「玉の如き小春日和を授かりし」 松本たかし

「念力のゆるみし小春日和かな」 高浜虚子

 

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木の葉

2012年11月26日 | Weblog

 

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木の葉(このは)

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この時期の歳時記による木の葉とは

 霜が降り始める初冬のころ、木の葉が散り始めます

風に舞いながら散りゆく木の葉

池など水面に浮く木の葉

枯れて樹上にわずかに残る枯葉などを含めた総称です

木の葉が散って空中を舞い落ちる様子

さまざまな色や形をした木の葉が

幾重にも地面に散り敷かれた様子

どの情景も哀愁が漂います

樹木また厳しい季節を迎えるために冬支度を始めます

強い風を受けて、木の葉が雨のように

音を立てながら降り落ちてゆくさまを表す言葉に

「木の葉雨」「木の葉時雨」という風雅な表現もあります

「ほろほろと酔うて木の葉ふる」 種田山頭火

「わづかなる木の葉ふるへてゐるばかり」 川口利夫 

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週末コラム 5

2012年11月24日 | Weblog

 

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週末コラム 5

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日本列島ほぼ紅葉のピーク?

この地もやっと木々の葉が色付き

赤や黄色に染まってきています

大地に根を張り光を吸収している樹木は

強い気を発します

いわゆる季節限定のパワースポット

澄み切ったキャンパスに描かれた鮮やかな色彩コントラストは

体の隅に残っていた夏の疲れや

溜っている不満を一気に吹き飛ばしてくれます

紅葉、黄葉に変わりゆく姿を見つめる心のゆとりこそ

社会にもご自分にも有効な特効薬かもしれませんね

少し気を緩めて、自然の移り変わりに

目を向けてみませんか

ちなみにモミジの花ことば

「クリーンな気持ち」「静寂なひととき」  だそうです 

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紅葉

2012年11月23日 | Weblog

 

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紅葉

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ようやく楓の木の葉も色が変わってきました

楓科のハゼノキ、ニシキギなどの落葉樹の葉が

秋に赤くなることを「紅葉」といいます

「花見」に「紅葉狩り」、「佐保姫」に「竜田姫」のように

春のサクラとつねに対比されます

楓類の中でも葉の切れ込みが深く紅葉が美しい木も

モミジと呼ばれます

代表的なものは、イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジなどです

万葉集の時代から詠まれ続ける紅葉

見ごろのピークで人の動きも活発になってきました 

「何の木といふことなしに御所紅葉」 阿波野青畝

「この木登らば鬼女となるべし夕紅葉」 三橋鷹女

「茶事終へて紅葉かつ散る庭一つ」 杉村踏青 

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紫式部の実

2012年11月22日 | Weblog

 

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紫式部の実

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10月にアップしましたときは葉がまだ青く

葉の色と実の色のコントラストがうつくしかったですが

やっと葉が落ちかけてきて紫が目立つようになりました 

再登板させました

低山や林の中や野原に自生する落葉低木

葉の付け根に小さな淡い紫の花が群がるようにつき

10月頃から次第に球形の実が熟し始めて

赤みを帯びた紫色のその美しさを紫式部になぞらえ

実紫とも呼ばれ親しまれています

庭などに植えられている小式部は園芸種で

実は美しいけれど風情に欠け

山中で紫式部の落葉した姿はもっとも美しいものです

「雨の日のみだら紫式部の実」 鷹羽狩行

「 落葉中紫式部実をこぼす」 高浜年尾

「葉の落ちて紫式部らしくなる」 中野孤城 

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浮寝鳥

2012年11月21日 | Weblog

 

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浮寝鳥

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鴨や雁、白鳥、ゆりかもめ、鴛鴦(おしどり)など

冬に水上に浮かんでいる鳥を総称して「水鳥」といいます

そのなかでも、もっと緩やかな時間の流れを感じるのが

「浮寝鳥(うきねどり」

水に浮いたまま、気持ちよさそうに眠っている鳥のこと

越冬のために、秋から冬にかけて日本にやってきて

川や湖沼などの水上でひと冬を過ごし

春の訪れとともに帰ってゆく鳥が多く、冬の季語になっています

ふわふわと浮かぶ姿もよいですが

杭などに一列に並んで止まっている様子は

厳しい冬の寒さも忘れるほど見いってしまいます

何かの驚いて一斉に飛びあがる姿もまた

冬ならではの光景です

「浮寝鳥金銀の星持ちてをり」 皆川盤水

「川中へ吹き寄せられて浮寝鳥」 中尾吸江 

 

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ぱふぱふの別館 入口 ① 「my Favorites photo」


朴落葉

2012年11月20日 | Weblog

 

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朴落葉

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 モクレン科の落葉高木

この葉には芳香があり古くから餅や飯をつつんだり

朴葉味噌などは有名ですね

冬になると見事な葉はかさかさと乾いて散り

根元に幾重にも重なり積もります

落ち葉といっても大きな葉は、悠々とした印象があり

あまり哀れさを感じさせないのは面白いものです

葉はバサッと落ちて、裏側は白く乾いてそりかえります

又風に鳴ったり、ひび割れた表情から顔に見えたり

色々な表情を見せてくれます

俳人好みの奥の深い落ち葉です

「朴落葉手にしてゆけば風あたる」 篠原梵

「猫よりも朴の落葉の大きくて」 岸本尚毅 

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時雨

2012年11月19日 | Weblog

 

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時雨

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晩秋から初冬にかけて、晴れていたかと思うと

急に雨雲で暗くなり、しばらく降ってはさっと止む

止んだはまたぱらぱらと降る局地的な雨を言います

山が近いほどよく見られる現象ですね

京都などでは、風物詩として知られ

地名がつくほど・・「北山時雨」といわれます

山から山へ移りながら降る「山めぐり」

一方が晴れているのに片方では時雨が降る「片時雨」

夜にしぐれる「小夜時雨」

キラキラとした情景を表す季語が沢山あります

冬の乾いた空気を潤すように降っては

冷たさも風情とばかりにしぐれる雨は

古来、人の心に染みわたるようです

「うしろ姿のしぐれてゆくか」 種田山頭火

「一人より二人がたのし時雨傘」 川口咲子

「海光をはるかに置きて時雨けり」 須藤常央

(写真は昨年の初秋に写したものです)

 

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週末コラム 4

2012年11月17日 | Weblog

 

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週末コラム 4

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 私のもう一つのブログmy Favorites photo

写真ネタが不足したり、話題に困ると書いている

子供のころから好きだったお菓子にまつわる話

名前が一緒なのに呼び方が違うものがあります

そこで週末コラムのネタもないことから

「同じ呼び名なのに~~~」について~書いてみました

私の好きなお菓子にマドレーヌがあります

スタッフと話をしていて気がついたことですが

話の内容がかみ合わないことがあって・・

それは形が違うことだった

マドレーヌといえば、スタッフたちは「貝」

私は「菊」の形を想像しながらの話

名前が同じで、味も一緒、でも見た目が違う

そんなお菓子がこの世には存在します

本来貝の形をしていたマドレーヌが日本では菊形に

それはパン・ド・ジェーヌと混同したためだそうです

菊型のマドレーヌにアーモンドスライスが乗っているのはその影響

マドレーヌは聖ヤコブのシンボルの帆立て貝がもととされています

しかし日本では丸く菊型でも同じ名前です

他にも、私の好きなお菓子に「ワッフル」があります

これも名前が同じで、味も一緒なのに見た目が違います

もともとはベルギーのお菓子です

格子状のワッフルを説明するときはベルギーのワッフルと

言った方が間違いなさそうですね(笑)

でも丸い形のワッフル自体が独特なんですけどね

 

 

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