遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

タンノイのGRF

2013年11月04日 | 音楽について

 過日、オーディオの専門店を訪れた。レコードの洗浄液 レイカの購入のためである。
 その際、タンノイのスピーカーであるGRFを聞く事ができた。このスピーカーはかれこれ40年以上前に製造されたものだろうか。このスピーカーにトゥイターを付けて鳴らしていた。
 トゥイーターとは、高音域の担当スピーカーとでもいうべきか、これを鳴らすことにより、見違えるように音楽がいきいきとする。高音域のみならず低音域もくっきりと鮮明になるのである。
 しかし、このトゥイーターは、1本40万円の代物であり、大きさは小ぶりの南瓜ぐらいであるが重さは22kg。足の上に落としたら、完全に骨は砕ける。
 2本で80万円となり、GRFも当然必要となるから・・・合わせたら、新車は買える。
 ところで、タンノイの新型スピーカーは2本で約700万円だから、比べると安いといえば、安い。但し、手の届かない次元での安さだ \(◎o◎)/!

 それにしても、まさにコンサートホールの特上の座席に座って聞いている気分になるGRFは、僕の届かない夢の一つに加わったようだ。(もちろん、オートグラフは夢のまた夢・・・)

 日本の技術は素晴らしいのに、過去のレコード、CD然り、20kHz以上の高音域は耳に聞こえないからという理屈でもって、カットされたため、酷い音質となってしまった。ようやっと、SACDが出てきたが文化財としての価値をもっと重視してほしい。
 僕としては、ソニーのがさつな製品よりは、エソテリック(前身はティアック)の方がずっと素晴らしい製品を製造・販売していると思う。
 
 


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