久々に、キタラのコンサートに行ってきた。
21日は札響のブリテンの戦争レクィエム、そして今日、23日はダネル弦楽四重奏団のハイドン、ラヴェル、ベートーヴェン。
うちの奥さんも息子も、宗教曲は苦手ということで、一人。
今日の四重奏はどちらかというと、眠たくなってしまう方なのだが、ハイドンは明るく、暖かく、ラヴェルは・・・あのなんというか、醸し出すあの雰囲気は、やはり、ラヴェルであり、演奏はその香りを慈しむようでもあった。
しかし、今回僕にとって不思議な体験をしたのだが・・・。ハイドンの演奏中に気持ちよく眠ってしまった。と、目の前におかっぱ頭の12~3歳くらいの女の子があらわれて、「目を覚まして、ちゃんと聞きなさい!」と僕は叱られたのである。はっと目を覚ましたのだが、女の子はいず、前後左右、おじさんばかり。
しっかりと顔は覚えているものの、今生、初めてお目にかかる女の子。訳がわからない。奥さんにも話してみたが、「不思議ね~」と言うばかり。
僕のソウルメイトには、そのような方はいなかったと思うのだが・・・。
ベートーヴェンの13番は「大フーガ」を含む45分の演奏。しかし、最後まで集中力を切らさず、キリリと引き締まりながらも優しく包み込むような演奏であった。
この演奏会を聞く機会を与えてくださった大いなる存在に感謝!
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