遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

考えよう・・・

2008年11月25日 | つれづれなるままに・・・
 仕事の方も、もり沢山ということになってきた。経済のグローバリズムが何故か会計のグローバリズムにつながり、個人的には、超保守的な会計制度の適用となっている感がある。それは時価会計にしても、リースのオンバランス化にしても、今後採用される資産の除去債務の計上・・・すべてだ。それによって何が変わるのか・・・企業の経営の健全性・・・社会的信頼、価値の向上・・・。
 否、僕には投資家にとって「安全」な成長確実な企業の選別のようにしか思えない。どうみても、経営者と従業員や債権者にとってメリットある選択とは思えない。
 アメリカ発信の経済のグローバリズムが今回の金融危機によって破綻に瀕したわけなのだから、もっと経済原則等の基本に立ちかえってもらいたいと思う。
 最近の金融立て直しの議論を聞くと自己資本比率のアップだとか、実体経済に基づいてという話は聞くけれど、企業本来の社会的ミッションをどう立て直すのか?社会的責任をどう果たすのか?ということについては議論されているのだろうか?
 潰れたらきわめて社会的に影響が大きいから救済するというのは、確かにそうなのだろうけれど、しかし100人が100人納得できる話ではないと思うのだが。
コメント
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