吹雪の中山峠

昨晩は猛吹雪の中山峠を越えて帰ってきました。

なぜか知らないが自分が遠征する時に限って天候が荒れる・・・

ニセコの帰り、喜茂別を過ぎたあたりから視界が極度に悪化してきた。

数メートル先しか見えない(感覚的に)中進むよりない、時には自転車並みの
スピードまで落とすよりない。

追い越し車線がある地点まで来た、命知らずの大型トラックが抜いていく・・・
瞬間、視界はゼロになる。

止まると追突される可能性もあるがそのまま走ると追突する可能性もある、
判断に悩む。

速度を20キロまで落として探るように進む。

そう言えばもうすこし行くと車線が分離される地点がある、本線と追越車線の
ルートが分かれてしまうのだ、真ん中を走っていると突っ込む運命になる。

後続車が来ないのを確認して走りやすいと思われる追越車線に入る。

前方にハザードランプが見える・・・停車しているのか？

事故だ！　例の分岐点にまともに突っ込んで横転していた・・・

後続車か仲間がハザードを点灯させて待機していた、警察はまだ来ない、
怪我が無ければ良いが。

その後も探るような走行が続く・・・無理をして事故を起こしたらなんにも
ならない。

定山渓に抜けるまで緊張の連続で神経が擦り切れる思いをした、缶コーヒーに
手を付ける余裕も無かったのだ。