鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖

お魚料理を中心に、呑気にまったり、寄り道・迷い道の日々。。

メカジキのエスニックソテー

2013年09月24日 | 料理 魚類


メカジキ( 目梶木、眼梶木 )
- Xiphias gladius (Linnaeus,1758) -

メカジキのエスニックソテー


おはようございます。
今日の食卓にはメカジキを乗せましょう。

一尾丸ごと入手して捌いて味わうのを趣味にしているけど、さすがにカジキの丸買いは不可能で、生身をブロック買いしてきました。

30センチくらいのが入荷すれば、喜んで買うんだけど、そのサイズだと美味しくは無いと思いますけどね。
それでも、ちっこいカジキを一尾 姿煮にしてお皿に盛りつけると雰囲気だけでも楽しめそうな気がしますけど。(笑)

今回のは、三陸産 (多分気仙沼の水揚げ) のもので、メカジキは三陸産のものがとても多いです。
マカジキは、千葉沖で獲られたのが多く、カジキはやはり太平洋側に多いようです。

味覚的には、若干マカジキの方が評価が高いようですね。




テレビなどで、時々カジキ漁の映像が紹介されますが、その 突きん棒漁法 というのは迫力あって豪快です。
船の先頭の飛び込み台みたいな所から、カジキめがけて銛撃ちする勇ましい漁法は、何時見ても感動します。

幼い頃観た映画、ヘミングウェイの「老人と海」のイメージもあり、カジキというお魚には特別な思い入れがあります。
何時の日か、カリブ海にクルーザーを浮かべてカジキとリアルファイト 、なんて夢はあるけど、無理でしょうね。(涙)




今回のお料理は、エスニック風のソテー。
適当なサイズに切り分けた生魚肉に、塩、胡椒で下味を付け、片栗粉を刷毛で軽く叩いて使ってます。

多めの油で、たっぷりの葱の青葉を炒め、ハリハリの葱油を造ります。
同時に、生姜、大蒜、唐辛子も加えて香味立てして、何時も以上に香味の尖った感じにしました。




このタイプの炒め物は、強火でフライパンを煽りながらワイルドに炒めるのが美味しいです。
出来れば熱電導効率の高い、鉄製の中華鍋、鉄フライパンを推奨。

強火で短時間の加熱なので、調味料は予め合わせておいて、頃相をみて一気に投入が良いですね。




最初に造った葱油で、刻んだトウチを炒め魚肉を投入、ソテーしています。

合わせた調味料は、胡麻油、紹興酒、ニョクナム、黒酢、醤油。
そして、卸し生姜、刻み葱も用意しておいて、同時に使ってます。

これを8割方 火が通った辺りで投入して、ひと炒めして完成という手順です。




ハリハリ、ヒリヒリした尖った香味が刺激的で美味しいです!
メカジキの魚肉も、短時間ソテーなので、ぷりぷりでしっとりジューシーな感じに仕上がりました。

カジキの魚肉はとてもヘルシーだし、美味しいので頻繁に味わいたいですね。

メカジキのエスニックソテー、美味しかったです。
ごちそうさま~ (^。^)/


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