鏡面界 - 魚食系女子の気まぐれ雑記帖

お魚料理を中心に、呑気にまったり、寄り道・迷い道の日々。。

水蛸の叩き梅肉和え、炙り皮焼き

2013年09月10日 | 料理 烏賊・蛸・海老・・他


水蛸の叩き梅肉和え


今日の食卓は、ミズダコ を乗せましょう。
ご飯のおかずというよりは、酒肴といった一品ですね。

ミズダコは、東北、北海道辺りを中心に水揚げされる北方型の蛸です。
とても大きく育つタイプで、100キロを超えるなんていうのもいるそうです。

普通に流通するのは、5キロ前後の物を、脚やアタマ(胴)を小分けにしたものが多いようです。
その場合、生のものから、表面だけ炙ったもの、ボイルものなどありますね。

大衆的な寿司屋さんや、回転寿司で、「北海生蛸」のような表示で提供されるのがこのミズダコ。
大きくて、価格がリーズナブルなので、たこ焼きなどに使われる事もとても多いようです。




今回は、生蛸を3キロほど切り売りしてもらい、使っています。
火をを止めた80℃くらいのお湯で、剥き身で薄切りにした蛸肉を、さっと湯がいてます。

表面が一瞬で白くなるので、直ぐに引き上げ氷水で締め、それ以上熱が通らないようにします。
中はナマで、食べ易く美味しいです。

純生だと、少しぬるぬるしていて、食感の好き嫌いが分かれそうな気がしますね。。




今回は、叩いた梅肉、黒酢、煮切り味醂、塩、胡椒、薄口醤油で和えています。
調合の配分は好みでね。。

シコっ、プリっとした食感と、梅と黒酢の刺激が絡んで美味しいわ。
箸休めや酒肴にびったりですね。

わたしは、アタマ(胴)が好きなの。
噛む程に旨味がじわじわ滲み出て来る感じが何とも言えません。
脚の方が、シコシコ、コリコリ感が強く、さっぱりした味覚なので、脚は薄切りにして山葵醤油で味わうのが好きです。




ミズダコのカシラ 炙り皮焼き


梅肉叩きにしたのは、皮を引いた剥き身を使ってます。
その時に剥いた皮が、こちら。

皮といっても、分厚い脂肪の層も含まれるので、暑さは1センチ近くもあります。
それを皮面から、ハンディーバーナーで炙ってます。

炙るとくるっと丸まってしまうので、両サイドを鉄串で引っ張りながら炙ってみました。
火が通ると、1センチ近くあった皮は、焼き締まり5ミリ厚くらいになったです。




表面の皮は香ばしくパリパリに焼けて、脂肪側はもっちりした食感で楽しめます。
この皮は、噛み応えがあり、旨味が強いので、酒肴向き。やっぱり日本酒が合うかなぁ。。


以上、水蛸の叩き梅肉和えと、炙り皮焼きでした。

ここ数日、写真も文章もかなりボリュームのあるアップが続いたので、今日は軽めのアップでしたね。

では、また !




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