ビタミンおっちゃんの歴史さくらブログ

STU48 音楽、歴史 などいろいろ

☆赤と青 2 青

2012-03-25 07:35:18 | HKT48 AKB48
★世界が見えるということは当たり前のことではない

★人間にとって、「顔」は特別のもの

・人間が顔を認識する能力は非常にすぐれている
・知っている人の顔であれば、何十年も昔の顔を当てられる

・顔だけがわからなくなる障害を受ける患者がいる
 知っている人の顔がだれだかわからない、家族の顔を見てもだれだかわからない。

★「眼」は宝物である

★「2つの目、2つの耳、2つの鼻の穴、1つの口」を「頭上(ずじょう)の七穴(けつ)」という

★「七宝とは頭上の七穴である」という仏の言葉がある

★人間は「目」「耳」「鼻」「口」という7つの宝物を持って生まれてくる

★宝石なんかより、この身自身が宝物である


★青色

◎青は天空を表象する色

◎青春
・中国では、春になると天子が青い服を着て東の門から出て、春の到来を祝った
・そして、青は春と結びつき、青春、青年、青雲の志などの言葉を生んだ

◎青は節操を象徴する色
・学童の制服の色

◎ブルーリボン
・各分野での最高位の勲章

◎インドでは青は喪の色でもあり、ヒンズー教徒の既婚女性は夫が生きている限り青いサリーを身につけることはないという

◎青は、平和の色

☆自然界で得られる青の顔料は少なく、2つの主な顔料の、アズライト(藍銅鉱)とラピスラズリは産地が限られている

☆ラピスラズリ

◎ラピスラズリから青色顔料のウルトラマリンが作られた
・中世に、ベニスの商人がラピスラズリをアラブから西洋にもたらした
・この色はヨーロッパの画家たちにとって、最も美しく、最も高価な色となり、ウルトラマリン(海を越えて来た青)と名づけられた
・ウルトラマリンは高価であったので、聖母マリアを描く時にだけ用いられた

・古代エジプトでは、ラピスラズリの鉱脈はなく、輸入していた
・ツタンカーメン王の黄金のデスマスクのまぶたはラピスラズリで装飾された
・エジプト人は高価なラピスラズリを顔料として使うことはなく、代わりに、最古の化学染料「エジプシャン・ブルー」を作り上げた

・「クレオパトラ」という色は「エジプシャン・ブルー」らしい

★青系の色

・露草色(つゆくさいろ)
・瑠璃色(るりいろ)…ウルトラマリンの色
・藍(あい)
・勿忘草色(わすれなぐさいろ)…「私を忘れないで」
・天色(あまいろ)…天空の色
など

★紫系の色

・藤色
・竜胆色(りんどういろ)
・菖蒲色(しょうぶいろ)
・杜若色(かきつばたいろ)
・菫色(すみれいろ)
・江戸紫
・京紫
・葡萄色(ぶどういろ)
・桔梗色(ききょういろ)
など

★青を好む人

・不屈であるが、独善的
・グループに参加したがる
・自制心がある
・言葉、行動、服装に気を使う
・社交好き
・自分の仕事に良心的に専念する
・明るい青を好む人は芸術的、創造的で新しさを生み出す
・濃い青は賢者の色でこの色を好む人は、知識と権威を好み、自己管理が抜群