◎乃木坂46のイメージカラーは紫
◎紫色について少し調べました
〔西洋の紫〕
・ギリシャ神話においては神々は白や紫の衣で身を包んだという
・約3600年前、フェニキア人はアクキガイ科の貝で紫色を染めていた
・その貝の内蔵にあるパープル腺から黄色い液を取り出して布につけ、太陽にあてるとやがて紫色に変化する
・その染色法は、1グラムの染料を得るのに約2000個の貝が必要で、1着の衣服を染めるためには何万個もの貝が必要だった。美しく妖艶で貴重で高価な色だった。やがてギリシャやローマ帝国の王に愛され、「帝王紫」と呼ばれ、帝王でなければ使用できない、彼らの衣服の象徴的な色となっていった
・シーザーもこの貝染の衣服を着たという
・紫色は神々の色であり(白も神の色とされた)、高貴な色とされてきた
〔東洋の紫〕
・中国の前漢の武帝は紫の色を好み、天帝の色として、他の者の使用を禁ずる「禁色」とした
・以来、中国では紫が最高位の色となっていった
・日本の「官位十二階」(603年)の12の位階の最高位の「徳」に対応する冠の色は「紫」と推定されている
・「万葉集」に、「紫草のにほへる妹を憎くあらば 人妻ゆゑに吾恋ひめやも」
・「紫のように美しいあなた」
・紫式部の「源氏物語」は「紫の物語」「紫のゆかりの物語」ともいわれた
・平安時代の貴族たちは紫を「ゆかりの色」と称したという
・それは、自分の色を想う人に移して匂うばかりに染めたいという思いがあったことによる
・豊臣秀吉も紫色の衣裳がある
・江戸時代になると庶民にも使える色となり、紫は「粋な色」とされ、「江戸紫」が流行した
・しかし高価であることには変わりなく、庶民のだれもが使える色ではなかった
・江戸の歌舞伎の「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」で助六が頭に巻いたはちまきの色が「江戸紫」である
・「江戸紫」は、杉田仙蔵という豪農が、京都からやってきた僧侶「円光」と出会って紫染を研究し、盛岡南部藩(紫根染が特産物だった)まで出向いてその技術を完成させてからといわれる
◎乃木坂46は21世紀の「紫の物語」を展開していくでしょう
◎紫色について少し調べました
〔西洋の紫〕
・ギリシャ神話においては神々は白や紫の衣で身を包んだという
・約3600年前、フェニキア人はアクキガイ科の貝で紫色を染めていた
・その貝の内蔵にあるパープル腺から黄色い液を取り出して布につけ、太陽にあてるとやがて紫色に変化する
・その染色法は、1グラムの染料を得るのに約2000個の貝が必要で、1着の衣服を染めるためには何万個もの貝が必要だった。美しく妖艶で貴重で高価な色だった。やがてギリシャやローマ帝国の王に愛され、「帝王紫」と呼ばれ、帝王でなければ使用できない、彼らの衣服の象徴的な色となっていった
・シーザーもこの貝染の衣服を着たという
・紫色は神々の色であり(白も神の色とされた)、高貴な色とされてきた
〔東洋の紫〕
・中国の前漢の武帝は紫の色を好み、天帝の色として、他の者の使用を禁ずる「禁色」とした
・以来、中国では紫が最高位の色となっていった
・日本の「官位十二階」(603年)の12の位階の最高位の「徳」に対応する冠の色は「紫」と推定されている
・「万葉集」に、「紫草のにほへる妹を憎くあらば 人妻ゆゑに吾恋ひめやも」
・「紫のように美しいあなた」
・紫式部の「源氏物語」は「紫の物語」「紫のゆかりの物語」ともいわれた
・平安時代の貴族たちは紫を「ゆかりの色」と称したという
・それは、自分の色を想う人に移して匂うばかりに染めたいという思いがあったことによる
・豊臣秀吉も紫色の衣裳がある
・江戸時代になると庶民にも使える色となり、紫は「粋な色」とされ、「江戸紫」が流行した
・しかし高価であることには変わりなく、庶民のだれもが使える色ではなかった
・江戸の歌舞伎の「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」で助六が頭に巻いたはちまきの色が「江戸紫」である
・「江戸紫」は、杉田仙蔵という豪農が、京都からやってきた僧侶「円光」と出会って紫染を研究し、盛岡南部藩(紫根染が特産物だった)まで出向いてその技術を完成させてからといわれる
◎乃木坂46は21世紀の「紫の物語」を展開していくでしょう