城郭ビイスタ論 上文字クリック
◆城郭フオーラム参加者様より匿名メール
長谷川先生
昨日もまた素晴らしい見学会に参加でき嬉し
昨日もまた素晴らしい見学会に参加でき嬉し
く思っています。6か所もの砦を初めて見
ることができたのが良かったのはもちろん
ることができたのが良かったのはもちろん
のこと、砦の間にある土塁や塹壕を見て合戦
当時の生々しさがより一層伝わってきました。
,次回も参加するつもりです。
当時の生々しさがより一層伝わってきました。
,次回も参加するつもりです。
◆長谷川
御参加を賜り感謝を申し上げます。紹介
しまた現地の柴田勝家方の砦の塁壁を熱
心に撮影されていたので講師としては嬉
しく思います。城跡を見る意志気力を持
つ方に遭遇する事はめったにありません
ので格別に私は嬉しく感じます。
聞くべきは偏向や観点に違いがある人間
ではなく現地遺跡を繊細に見学する心得
主題
柴田勝家軍の余呉庄布陣における陣城の諸問題
◆長谷川
賤ケ岳合戦に際して築城された陣城の90%は
余呉町に集中し『余呉の庄の戦い』と呼ばれ
ています。歴史の生き証人たる現場検証の場
はつまり屋外戦国ミユージアムが余呉に存在
すると言って良いでしょう。観光地としては
賤ケ岳一本に絞られていて大変残念に感じま
す。余呉町に残存する数多くの城郭遺跡は過
疎化が進み深刻化する滋賀極北の町の歴史観
光の資源と成り得る一大城郭遺跡群と言える
です。余呉の城郭群を認識して頂く為には遺
跡を見方の基本、鑑賞の仕方の基本を学べば
次々と林間に出現する砦群を看板を見るので
はなく遺跡の形状を視認、認識して行く作業
が大切と思われます。砦のない場所に普段は
砦跡を見る事に感心のない人が標識を砦のな
い場所に立てている事は全国の観光の実態を
冷静に観察すればよく解ります。観光=創設
=歴史に因む現代の観光地を作り上げる行為
歴史=現実=遺跡=歴史の現場と言う発想の
対立や認識の違いは往々に発生しております。
人は一度観光案内板が設置されてしまいその
に案内板の文字を盲信する文字記憶学習型の
人と冷静に遺跡のある場所を認識する2種類
のタイプの人が存在します。時に登山で道の
案内板が朽ちて倒れて違う方向を向いていて
いた場合100人の人が居れば99人は道を間違
え冷静に道の様子「つまり城跡」を観察する
人はその地形や踏み道の形状から岐路を間違
えず少数の人が下山多数の人が山道に迷う事
が発生しています。城跡見学者とは1000人に
1人しか現実には社会には存在しないのです。
副題1
◆有名城郭と無名城郭の歴史的解釈
◆対談者
1000円の費用で有名外食店に行った。そした
ら料理一品と水しか出て来なかた。それでも
人は有名外食店だったので満足して返ります。
有名店に行くステイタス性と社会満足心理で
いわいるネームバリューム/ブランド信仰です。
◆消費者
そんなの絶対イヤよ!無名店に行っても7品が
出て食後のコヒー付で1000円の店を絶対良い!
無印良品の本当の真心の食道を私は選びたい!
◆一般者
今時昭和的情熱熱血店は流行らない!ダサイ店。
◆長谷川
それは現代社会でも言えますね。例えば城郭
遺跡を見学するのにも城郭探訪や歴史紀行の
人々は有名無名で城郭の見学価値基準を決定
品定めし城めぐりを楽しむ、傾向にあります。
下図で言うならば絶対に上段の7曲輪を見学
する方が断然見応え歴史戦跡史実を正確に
物理的現実的に把握認識しょとする正統派と
言えます。
◆反論者
アンタが城郭見学の正統派とは思えませんが?
むしろ邪道や異端者だと常々感じていますが?
◆長谷川
人間が言葉と文字を発見した瞬間から嘘や
虚実を発する事を常套とするようになりまし
た。多くの人々は言葉や噂に惑わされて生き
ています。私の先生は現場の城郭遺跡その物
ですから絶対に虚説を吐く事はありません!
私が言いたいのは
現地の城――人間――見学者ではなく直接
現地の城ーー見学者というダイレクト学習
◆反論者
俺んトコの会の先生は犬走など全く見ないぞ!
◆長谷川
私の城の先生は城自体率直に犬走遺構見ます。
有る物は見る無い物を有るとは言わない。城
は城、黒は黒、であります。犬走により城郭
のアウトライン絵画で言う所の輪郭を認識認
識出来遺跡の領域が確認可能。また絵画には
構図が潜在し人間の作り出す万物には必ず設
計図がある普段見かける道路標示も最初には
腺が引かれていましたが雨風に打たれて消え
ます。家屋の建築現場にも必ず丁張線が最初
に存在しましたが家が完成したら取り払われ
ています。
↓
◆質問者
令和3年10月16日の橡谷山砦、柏谷山砦、大谷山
砦見学会は盛況だったんですか?
◆参加者
先生の予定では6箇所の連珠砦を見学する予定だっ
たのに現実は7砦の見学会だったんです!参加した
人は7種類もの様々な形状の柴田方城塞群を7連続
見学だったんでジャンプで言えばもう150メールも
飛んでK点越えして着地するのに必死と言う状態!
6砦ではなく7砦見学だったんでもう満足の7連よ!
◆長谷川
それでもまだ全部見切れていません。秀吉も柴田
の行市山や大谷山の陣営を遠望視察して是を攻め
落す事は出来ないと感嘆の声を上げている状態で
す。城は人の侵入をよせつけない要害を言います。
現代人がなかなか踊り付く事が困難なリスクある
場所を見学する事はリスクや危険が常に伴います。
滋賀県極北部余呉町の位置
◆長谷川
長浜市余呉町には『余呉の庄合戦』の砦の跡が
50箇所以上現実には存在致します。その中の7
砦を地道に見学した訳です。またこの合戦別名
賤ケ岳の戦いとも俗に呼ばれます。羽柴柴田の
軍が臨時城塞を多数築城した中心地は余呉町で
現地に残る砦戦国の荒々しい世相を現代にまで
伝える野外ミュージアム博物館とも言えますね。
◆一般者
余呉城郭研究会順調ですね!コッコツと堅実
に地道な城郭遺跡見学会が展開されています。
◆長谷川
しかしコツコツと現地見学を積み重ねた人々
と歴史通と公称しながら全く現地の城郭分布
を無視される文章文字派の歴史通と現地遺跡
確認派の人々の古戦場の現実認識は極端に異
る。それは道路でいえば道路標示の文字だけ
見て横断歩道や踏切を全く見ない人に等しい。
野球で言えばピッチヤーズマウンドに立って
ない。相撲で言えば土俵の外で相撲を取って
る。水泳で言えば座布団重ねて平泳ぎ練習を
しているような状態。野球で言えば、一塁、
二塁、三塁、踏み忘れて、アウトになる様
な状態とも言えます。一塁、二塁、三塁と
は砦の事です。ベース土俵を踏む事が大切。
◆長谷川
参加者様、サポター様、様々な城郭遺跡を
見学したい人々の御支援協力により余呉城
郭研究会様の見学会が地味に堅実に継続し
いる訳であり、改めて感謝を、申上げます。
◆参加者各位の御意見要約
●多賀町の人
多数の砦を次々に見学出来て興奮しました。
賤ケ岳の合戦の砦遺跡は非常に多いと思う。
●近江八幡市の人
次々と7箇所の陣城が出現し此れ見ている
とアドレナリンが出まくりの興奮の見学会!
●草津市の人
砦が次々に7箇所も出現する衝撃的見学会!
城郭ビイスタ論 上文字クリック
●彦根市内の人
長谷川先生の城郭ビイスタ論話題騒然です!
●岡山県の人
やはり次々と登場する城郭遺跡は魅力的です。
●岐阜県の人
長谷川先生は文献資料も現地城郭遺跡も
双方解説される歴史城郭の2刀流の先生。
●愛知県の人「男性」
やはり城郭遺跡を確実に案内される先生の
見学会は城郭遺跡を見学したい人に最適!
特に尾張美濃出身の先人が砦に布陣して
いた訳ですから感激もひとしおと言う事!
時空を超えて戦国の現場を見る様ですね。
●長浜市の人「女性」
大谷砦7箇所は7箇所全てそれぞれ個性的
で砦が次々に現れて物凄く有意義でした。
●長浜市の人「男性」
賤ケ岳城、大岩山城、岩崎山城の秀吉陣
営よりも柴田方は数多くの小城郭を数多
く山尾の要所要に分散配置し緊迫した当
時の柴田方の軍事要塞の様子を見学した。
●長浜市内の人
玄蕃尾城、磯山城、大谷山砦、楽しく見学
してきました。長谷川先生描かれる御城印
が特に好評を博している傾向状況あります。
やはりこの立体鳥瞰図は非常に魅力的です。
●米原市の人
ちょつと見学行程が峻嶮で山深くキッかった。
●長谷川
今回の大谷山砦は急峻かつ道が無くて長年に
わたり見学会は見合わせていた言わばタブー
の見学コースだったので御迷惑をかけました。
●伊賀の浜丸さん
全て見学した事あるコースでしたが見落とし
てた遺構も見学したくて見学に参加しました。