新春騒然 中国と日本の城 壮絶論争展開！
◆留学生
私は中国から日本に留学している
留学生です。インターネット記事
で鄭州商城遺跡を幾何学分析され
ている投稿には驚きを隠せません
日域第一の幾何学城郭理論を駆使
される長谷川先生の解説に学術的
に魅了されます。先生は日式城郭
遺跡の城郭幾何学分析においては
詳細を究めおそらく海内第一たる
研究者に相違なき人と推察致しま
す。恐れいりますが私の故郷とは
河南省鄭州市更に鄭州商城の幾何
学縄張の詳細を御指導賜りたい。
◆対談者
商と言う中国の古代国家とは何？
◆長谷川
日本では一般に殷と呼称する国
◆対談者
鄭州商城には如何なる王の都城？
◆長谷川
《史記》や《竹書紀年》では殷10代
の王〈仲丁〉は（ごう）(囂)に都と
記述されています。鄭州殷代故城が
その仲丁が都した（ごう）(囂)だと
する説が有力なのですが未確定です。
◆一般者
その都城の凡その規模とは如何なる規模？
◆長谷川
南城壁東城壁約1700m、西城壁約1870口
、北城壁が約1690m、全周約6960mほど、
版築で造られた大型の城壁が存在します。
◆一般者
鄭州商城のその他の特徴を教示下さい！
◆長谷川
「殷」商王朝中期の都城遺跡と目され
城壁内の北東部には建築基址群があり、
一帯が宮殿区であったと推測されます
城壁の周囲には、青銅器製作址、土器
製作址、骨器製作址、工房址の．ほか、
墓葬区や青銅器を埋めた窖蔵が点在する。
大型の城壁を骨格として区画された
鄭州商城は、まさに古代中国におけ
る都市の成立を物語るものですね。
◆留学生
そのような事項羅列は凡百たる模倣
学者のする平凡な軽薄なる概論です
私が先生に御質問している内容とは
中国古代商代中期のつまり現代より
約3500年前の中国の王都の設計施工
縄張腺は如何なるものかを？長谷川
先生という大家に教示を求めてます！
◆長谷川
この図が鄭州商城の二重城壁
です。
◆留学生
そのようなる一般流布したる
図版は私は見飽きております
先生への質問は内城壁と外城
壁をどの様に日式城郭の様に
設計縄張してるのかを質問を
している訳です。一般の研究
者に質問しても誰一人として
その解答への返答は皆無です
先生は此れを明確に解説する
東洋には稀なる研究家です。
日式の城郭遺跡はこの様に
先生の説かれるビイスタ工法
なる高い測量技術で設計施工
されているそれが鄭州商城に
も存在するのかと言う質問！
▼日本国 我孫子市 根戸城
◆長谷川
内城と外城は概ね以下の
如く城郭ビイスタ工法で
設計縄張しております。
3500年前の測量技術が
如何に優れていたかを
現代でも理解出来ます。
◆留学生
解説を一般向けにした世俗受け
する投稿は止めて下さい日本国
史学の昔日の学術の精緻と向学
の精神が失われています昨今の
日本学府の少子化により入学者
確保の為の目的で芸能人的世俗
大衆に迎合すべく学術の崇高性
尊厳が失墜しています。日式の
城郭に「横矢ひずみ」あり我が
町の鄭州商城も2カ所これ認める
◆留学生
この2か所の横矢も含めて
厳密に鄭州商城の幾何学を
是非御教示を願いたいです。
◆長谷川
ふふふ、微笑、さすがは大夏
大中華人民共和国より極東の
日本に留学したる鋭敏な頭脳
の君に謹んで敬意を表します。
横矢ひずみは下図放射状赤線
にて縄張され内城プラニング
で主に青腺のビイスタで測量
されています。これ重複型と
私が分類呼称している様式
◆日本人一般様
すげえ！すげえ！3500年前
の中国古代の都城の縄張を
いとも容易に読みとく本格
城郭研究家が日本国に存在
する事自体驚くべき事だ！
正月休みだし長谷川先生の
ビイスタ動画を何度も見直
すだけの価値は十二分ある！
◆長谷川
織田信長は天正4年に天下布武
の拠点としての安土城天主閣を
造営致します。信長唐土の関心
すこぶる高く天主内壁に中国の
史記に登場する伝説の理想的な
三皇五帝を障壁画で描かせてた
事は太田牛一の『信長公記』の
記述に明らかでです。さて信長
の安土天主閣地下石蔵にも中国
古代殷王朝の王都にあるような
放射縄張形状私の言う中央ビイ
スタにそくする縄張が存在致し
ます。▼安土城天主閣地下室
放射状測量技術▼
▼安土城放射状縄張城郭ビイスタ
◆みんな
すごいよ！安土城天主地下室
なんて、ただ自然地形に制約
された「いびつ」な形状だと
早合点する事は軽薄な事です。
