食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ドブロブニク~コルチュラ島

2019-03-31 07:04:10 | 日記

昨晩、BSをつけると、ヨット冒険家の白石康次郎氏が、クロアチアのドブロブニク海岸を背景に自然なポーズを決めていたので、絶対に観るべきと誓い(大げさ~💦)、2時間観切りました。モロッコのカサブランカ同様、その国の首都よりも有名な都市のひとつ、ドブロブニク。恥ずかしながら、きちんと発音できたためしがありません~💦 アドリア海の真珠とは言いえて妙。最高に美しいですね。 元ミス・日本のモデルの方もご一緒、番組途中、着物に着替えられてのサプライズ。ドブロブニクの自然美に溶け込んだ異国の造形美とでも申し上げましょうか。やはり、日本女性は着物ですね! 番組後半は、クロアチアでも指折りの景勝地、コルチュラ島が舞台。かのマルコポーロの生まれ故郷なのだそうで、島の住民は全員が信じているようです(あたりまえか~笑)。マルコポーロはベネチア生まれ、が常識的ですが、考えてみると、クロアチアとか、アドリア海沿岸の小国は、当時、ベネチア共和国が支配しておりましたから、まんざらでもないような気はします。 ちなみに、アイスクリーム(ジェラート)は、マルコポーロが中国(当時は、元)からイタリアに伝えたという説が有力でして、さらに、パスタも同様、彼が、元から麺をイタリアに(ベネチア)持ち帰ったことにより生まれました。 もうひとつ、パスタの茹で加減に、アル・デンテってありますよね。アル・デンテ al dente のデンテは歯のことです。歯にプツリとあたる程度の茹で加減のことを意味します。 最後は、ドブロブニクから歯科にうまく移行できたので、このあたりで終わりにします。 あしからず。


理想のインスタントラーメン

2019-03-30 07:32:22 | 日記

ついに、巡り合ってしまいました。 理想のインスタントラーメンに。 極細ちぢれ麵は、つるつると歯触りがよく、ナチュラルな甘みが噛むたびに口の中に広がります。スープは透明にして、薄っすらと白濁。口に入れると唐辛子の香りが広がり、程よい辛さがジョブとして後から効いてきます。 総じて、台湾ラーメンと日清チキンラーメンを足したようなラーメン。 最後に、ピンクグレープフルーツを食道に流し込み、脳天をシャキッとさせました。


項羽と劉邦~ひなげしの花

2019-03-29 05:40:25 | 日記

昨晩、テレビをつけっぱなしで寝たので、早朝、夢の中に入り込んでくる現実音に起されました。BS-NHK 「項羽と劉邦」を放映しておりました。 性格も生まれも真逆なふたり、永遠のライバルとして、ベタ中のベタ、中国悠久の歴史の中でも、一番面白いところではないでしょうか。 結果、垓下の戦い、という天下分け目の戦いに劉邦が勝利し、漢王朝を築くのですが、劉邦は言うに及ばず、項羽からも、多くのことを学び取れます。 元祖、人生啓発セミナー見本講師、とでも言えましょう。 垓下の戦いには、有名なエピソードが二つあります。「四面楚歌」、あと、番組では触れていませんでしたが、「ひなげしの花(虞美人草)」 検索すればおわかりいただけますので、紙面上、説明は割愛します。 ひなげしの花、そろそろ季節ですね。 早朝5時半~ 肌に心地よい程度の湿気、新しい春の感覚。


呑気症(どんきしょう)~💦

2019-03-28 17:29:11 | 日記

恥ずかしながら、呑気症(どんきしょう)という病気を初めて聞きました。 空気を無意識に大量飲んでしまい、食道や胃や腸に空気がたまることで、げっぷが頻繁にでる病気です。 当然、逆流性食道炎などとも絡んできます。 又聞き程度で、詳しい症状は現在わかりませんが、若い女性で、呑気症を患われ、内科の先生に、歯科でかみ合わせ、歯の状態を診てもらうように言われたようです。 ネット検索したところ、呑気症は、ストレスと深く関わりがあり、歯ぎしり、くいしばり、とも関連性があるようです。 ストレスと歯ぎしりは大いに関連しますので、点と点が線で結びつきますね。そうなると、マウスピース作製でしょうが、上記したように、現段階では何も情報を持ち得ていません。 呑気症と歯科との関係、臨床経験、をお持ちの先生がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。 こういうのを、まさに医科歯科連携っていうのだけれど、呑気症、初耳なんて言っているようじゃあ、話になりません~💦💦、苦笑


竹内まりや~ 藤田嗣治

2019-03-27 05:55:19 | 日記

昨晩、何げなくNHKをつけると、竹内まりやの「駅」がストックホルムの旧市街をバックに流れておりました。 ド・ド・ドストライク~ 「竹内まりや、40年を振り返る」、久しぶりに心地よい気分をいただけました。 故岡田有希子の歌は、そのほとんどを竹内まりやの作詞・作曲に委ねられていたことを知り、細やかな女心の歌詞が33年前の(自分は、高校2年生)悲しい光景を蘇らせてしまいました。  話代わって、先日の「日曜美術館」は、カズオ・イシグロの小説に登場する主人公画家の心情がテーマでした。 主人公が、浮世の絵(と、番組では表現していましたが、うたかたの絵、と述べたほうがマッチするような気がします)と決別し、現実の絵を描くと決意する場面を、多角度から考察しておりました。 現実の絵とは? 太平洋戦争の戦争画です。 現代新進気鋭の女性画家が、主人公が描いた絵を、想像でキャンバス上に表現したのですが、肉感迫るものがあり、イシグロ氏も絶賛しておりました。 さて、日本人で戦争画というと、あの人を思い起こさずにはいられません。 番組でも当然、取り上げていました。 第二次世界大戦前、世界に認められた唯一の日本人洋画家・藤田嗣治です。画家として評価は言うに及ばず、東洋人のまっすぐな黒髪を際立たせたおかっぱ頭に、丸メガネ、ちょび髭の三点セットで、自らをアイコン化したとでも表現できましょうか~ そのエキゾチックな容姿で夜な夜なパーティーに出没した彼は、パリ・モンパルナスのアイドル的存在でもありました。 そんな藤田でしたが、第二次世界大戦中、日本軍の戦争画を熱心に描いたことで、戦後、戦争責任の矢面に立たされ、結果、日本を捨てて、フランスに永住するのです。 何故、藤田が戦争画を描いたのか? 彼は、20歳そこそこでフランスに渡りました。 誰の口から聞いたわけではないのですが、東洋人であるが故、相当な差別を受けてきたと思います。 上記したパリでの活躍は明の部分でして、暗の部分もそれ以上に執着していたことは、想像するに難くありません。 その反動で、祖国日本に対する強い愛国心が芽生えていた。白人社会に認められながらも、白人に対する恥辱感みたいなものは根底にあった。 そんな理由も一つにあるような気がします。