食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

サンフランシスコ

2019-02-27 06:19:35 | 日記

昨晩のBSNHK街歩きは、サンフランシスコでした。 番組途中から観始めたら、案の定というか、その街らしいというか、男・男のカップルが映し出されており、正直、抵抗を感じましたが惰性で観終えました。 サンフランシスコ~ 坂を上り下りする路面電車のイメージですが、訪れたことはありません。 サンフランシスコを舞台にした映画に「 鳥 」があります。 ヒッチコック映画の代表作でして、現代社会に対する警告のような、人間に対する冷めた絶望感のような、とにかく不気味な内容です。 「 鳥 」に限らず、サイコ、裏窓、などヒチコック映画は、日常に潜む恐怖を淡々と描き、それが何とも言えず不気味なのです。 「酒とバラの日々」という映画も、サンフランシスコを舞台にしております。 Days of  Wine and Roses  という歌があまりにも有名ですが、タイトルとは裏腹に、アル中を描いた、これまた怖い映画です。  サンフランシスコはまさに、1952年、サンフランシスコ講和条約が結ばれた都市でして、日本が国際的な独立を果たしたと同時に、以後の日米関係がスタートしました。 ことあるごとに書いておりますが、1945年8月15日は終戦記念日ではありません。あえていうなら、敗戦記念日でしょうか。 終戦記念日は、サンフランシスコ講和条約に、吉田茂首相が調印した日、ないし、1945年9月2日、東京湾に停泊するミズーリ号上で、陸軍参謀梅津美治郎と外務大臣重光葵が、連合国の降伏文章に調印した日です。  そういえば、「花のサンフランシスコ」という歌もありますね。 サンフランシスコの代名詞、ゴールデン・ゲート・ブリッジが最後に浮かび上がりました!

 


高田馬場

2019-02-26 09:24:21 | 日記

一昨日、高田馬場に、30年近くぶりに参りました。 「さかえ通り」~ 店の並びは様変わりしていますが、空気、雰囲気は昔のままでした。 駅の反対側のHUBに入ると、若者だらけ。土地柄、早稲田の学生さんたちでしょう~ 気分は、いつも20代のまま~ 全然、違和感ありません~爆!


つげ義春の「ねじ式」

2019-02-25 20:22:46 | 日記

編集者様もお忙しく、企画書の件、うまく進みませんが、期日があるわけではないので焦らずにいきます。 こんな時は、つげ義春の「ねじ式」を読んで、どうしょうもなくディープで、シュールな、叫びようのない、昭和40年代にどっぷり漬かるのがよろしいでしょう。


第12回、日本健康医療学会学術大会

2019-02-23 06:56:37 | 日記

昨日は、今年7月28日(日曜)に開催される、第12回日本健康医療学会学術大会の準備会議のお手伝いに、六本木に参りました。 今回の大会テーマ、「フローラの神秘~ 口腔と身体と美を追求する」 人は、まさに、こういう学会を求めているのです!! 微力ながら、陰でサポートさせていただけることになりました。  会議の後、近くのお店にて~  大会長 清水百合先生、ならびに、学会理事長 佐藤元彦先生と、たっぷりお話できました。 多くを学ばせていただき感謝の極みです。  皆様、「第12回、日本健康医療学会学術大会」をよろしくお願いいたします!! しかし、六本木は相も変わらず遠い~😢


ザ・プロファイラー「ゾルゲ」

2019-02-22 06:53:23 | 日記

歴史好き歯医者のひとり言  ~   昨日のBSNHK「 ザ・プロファイラー 」は、ゾルゲの特集でした。( 番組途中、北海道地震の速報に代わりましたが、大事に至らずよかったです)  我が国を舞台に展開された、世界史レベルのスパイ事件。「 ゾルゲ事件 」の首謀者。 2・26事件、阿部定事件、と暗い世相、軍靴の音が大きくなっていた1930年代、日本の同盟国ドイツ人になりすまし、母国ソ連に、我が国の最高機密を流出しておりました。 日本が北上してソ連と戦うのか、南下して、アメリカ・ イギリスと戦うのか? もし、北上することになれば、日独防共協定で、ソ連はドイツと日本とに挟み撃ちされる可能性がありました。 国家の存亡をかけてのスパイ活動に似つかわしくなく、銀座で美女をはべらして、帝都東京をどでかいオートバイで走り回っていたゾルゲ。 (いや~ それが、真のスパイなのでしょう~ )  ゾルゲとペアで語られるのが、尾崎秀実。 近衛文麿内閣の中枢にいながら、ゾルゲに我が国の国家機密を提供していたという驚くべき事実。 つくづく歴史って面白いなあ~人間って面白いなあ~ と感じます。 結果、ゾルゲと尾崎秀実は、暴かれて、ロシア革命記念日に死刑となります。 以前、FBにもアップしましたが、死刑場は、現在、サンシャイン60の下、東池袋中央公園に変わりました。 ゾルゲ事件を知るには、篠田正浩監督の「スパイ・ゾルゲ」が最高です。 本当に面白いです!!  ちなみに、かなり古いですが黒澤明監督の映画「わが青春に悔いなし」は、ゾルゲ事件と滝川事件をモデルにつくられているはずです。  母国、ロシアで、ゾルゲは毀誉褒貶の激しい人物でしたが、現在は、英雄として崇められており、 駐日ロシア大使は、ゾルゲのお墓に手を合わせることが慣例になっているようです。