食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

吉田類のフランス大紀行

2019-03-12 07:05:14 | 日記

歴史好き歯医者のひとり言~  先日、BS- TBS を何気なくつけると、「吉田類のフランス大紀行」なる番組が放映されておりました。 吉田類の酒場放浪記ファンの自分をして、ド・ド・ド・ドストライクの内容。 リヨンとブルゴーニュ地方の特集でした。 リヨンは言わずと知れた美食の都市でして、フランス料理発祥の地と言っても過言ではないと思います。 フランス料理の祖型が、イタリア・フィレンツェのメディチ家から、リヨンのフランス王家に嫁いだ、カトリーヌ・ド・メディシスにより、つくられたといわれるが所以をしてです。 番組内で、我々がイメージするヌーベル・キュイジーヌ(一皿、一皿)のフランス料理ではなく、おそらく、フランス料理の源流ともいうべき、大皿、日本でいうところの、ごった煮料理に吉田類さんと女性モデルの方(女酒場放浪記のキャスト)は舌鼓をうっておりました。 一体、どこにクラシックなイタリア料理との区別があるのでしょうかね?笑  と思うのは当たり前でして、前述したように、もともとはフィレンツェから入ってきたものなのですから~  話変わって、カトリーヌ・ド・メディシスの時代は、フランスがカトリックとプロテスタントとが揉めにもめていた激動の時代でして、「サン・バルテルミの虐殺」という、それを象徴する大虐殺事件が起こっております。 その火付け役となったのが、まさに、カトリーヌ・ド・メディシスでした。 彼女の娘さんに、マルグリッド(マルゴ)という人物がいます。 とんでもない男好きで有名な女性でして、サン・バルテルミの虐殺にも主役として絡んでおります。  詳細を知りたい方には、映画「王妃マルゴ」の観賞をお勧めします。 あしからず。