食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

上杉鷹山

2011-09-27 05:48:43 | 日記
 43才、、、、、、


 ケネディが第35代アメリカ合衆国大統領に就任した当時の年齢。 現在の自分の歳である。


 今でも強い人気を誇るケネディだが、マフィアとの深いかかわり、彼らを利用しての大胆な選挙不正、 無類の女好き、 ゴーストライターによるピューリツアー賞受賞など、影の像も近年明らかになってきている、


 そんなケネディが尊敬する政治家に、上杉鷹山を挙げたことは有名。


 上杉鷹山、、、、、、、、、


 江戸時代、米沢藩の財政改革を成し遂げた名君として名高いが、その改革手法を調べてみると、、、、、、、


 当時、米沢藩には武士が多すぎた。( というか、どの藩もそうであった )当時は天下安泰の御時世。 当然、仕事のない武士達が藩中をぷらぷらしている。


 彼らに、上杉鷹山は養蚕と機織を奨励する。 つまり、最終的に働いていなかった武士を働かせたことにより財政再建が成功した。


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 僕が、再三取り上げている超少子高齢化問題。


 生産年齢人口が減少し、高齢人口が増大していく社会。


 であるなら、上杉鷹山がしたように、これまで働いていなかった人々が働くようにすることが必要ではないか。


 正面切って言うと、お年寄りにもそれなりに働いてもらう。 当然だが低賃金で、そして、年金受給額を減らす。


 申し訳ないが、ただ飯は食わせない。


 ただ、高齢者が働き続けるためには当然雇用システムが変わらなければならないが、何をどういうふうにといったデザイン・詳細は宿題ということで、、、、、、、


 余談だが、、、、、、、、、


 マフィアの肩入れにより大統領になれたケネディ、就任後、大掛かりなマフィア撲滅を試みようとする。


 彼の暗殺には、そのことが深く影を落としているような気がするのだが。。。。。


 


 


 


 


 

コミュニティデザイナー

2011-09-21 05:34:09 | 日記
 ある経済専門誌の記事に、「 コミュニティデザイナー 」なる職業の方を見つけた。


 日本でただ1人しかいないらしい。


 人と人とのつながりをデザインする仕事。漠然としているが、その概要とは、、、、、


 地域の課題を地域の人たちの力で解決していくためのきっかけや、仕組みをデザインしたり、人間関係をデザインしたりする仕事。


 もう少し具象化してみると、、、、、、、


 地域で道路や公園などのハードの整備が俎上に上がったとき、住民とともに具体的な整備計画を作り、その結果として、そこの住民同士がつながりを広げていくよう、コミュニティデザインを行う。


 それでも隔靴掻痒の物言い。実はこれ以上、活動内容の詳細は記されていない。


  もっと知るためには、実際、現場に立ち入って彼に話を聞くしかないようである。


 けど、目を通した後、これからの地方自治のあり方、地域づくりのプログラムのようなものが、僕の中でこんこんと流れ出てくるような気がした。
 


 地方分権、地方主権の国づくりは、国政に任せていれば進む話だろうか?


 県、市町村が、客観的民主主義よろしく、中央政治の動きを眺めていればおのずと地域主権国家ができるようには到底思えない。


 日本列島の各地には、多様な拠点性に富む街がある。 それを構想するのは地域であり、個人である。


 そうした手触り感の持てる政治に変えていかなければ、地域主権なんぞ、絵に描いた餅を眺めるがごとくであろう。


 大風呂敷を広げるようだが、、、、、、


 各地で「 地域主権基本条例 」をまず作り、それを軸に、地域主権型の「 地域づくり構想 」を策定していくようにしたらどうであろうか。


 つまりは、霞ヶ関、中央政府の力を弱め、地域自治体を強くするという権力構造の変換を意味する。


 犬の遠吠えを、あちらこちらで鳴り響かせなければ、いつまでたっても変わらないし、ただ、文句を言ってるだけで終わる。


 
  そのぐらいの意気込み、気概がなければ、真の地方分権なんかできやしない。。。 

クロヨン

2011-09-13 05:56:13 | 日記
 クロヨン、という言葉をご存知だろうか?


 所得税は、徴収方法に不公平があり、税務当局が把握できる所得額の割合に差が出てしまう問題がある。


 サラリーマンは、源泉徴収制度なので、その所得は9割わかってしまう。


 自営業者や農家は、申告納税制度なので虚偽報告しやすく、前者の所得は6割、後者の所得は4割しかわからない。


 この、所得捕捉率、9割、6割、4割 を、 クロヨン、と呼んでいる。


 そもそも、戦前において、所得税はお金持ちにだけ課せられるものであり、これを払っていることは、いわば、高額所得者としてのステータスシンボルになっていた。


 ところが、日中戦争が拡大することで、軍事費が大幅に不足。 そこで政府は、新しい財源として所得の低いサラリーマン層から徴収することを決定。


 これが、今に続く源泉徴収制度の始まりである。


 先般のyahooニュースに、、、、、、、、

イチゴやサクランボなどの高級ブランド品種を、インターネットを通じて販売していた東北の農家、約数十世帯が、計2億5000万円の申告漏れを指摘されていたことが報じられていた。


 ネットによる産地直送商法は、利幅が大きく、農家の間で流行しているようだ。


 その反面、所得把握が難しく、申告漏れの温床とも指摘されている。


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 公務員改革に逆行するように、国税局職員や税務署職員を増やし、夜警国家のごとくに、常時、目を光らせておくならいざしらず、、、、、、


 自営業者の所得税自己申告は、人間としての良心にゆだねる他ない。


 月並みな言い方だが、国民の三大義務。


 個人の欲に際限がなくなっていくと、ローマ帝国しかり、国は滅びていく。


 

ゲームセンター

2011-09-06 06:09:52 | 日記
 数日前のyahooニュースに、興味を引かれる記事があった。

 不良のたまり場( 少し古いか~)、若者でごった返している、という印象が強いゲームセンター。


 今、そこが高齢者の憩いの場になっているそうだ。


 ショッピングセンターの一角に設けられた店舗に、気楽に立ち寄られ、客同士の交流を楽しまれているよう。

 そして、そこが情報交換の場にもなっているそうだ。


 セガ、ラウンドワン調査によると、ある地域でのショッピングセンター内にあるゲームセンターへの来店客は、一週間で3~4割が高齢者だという。


 不況、少子化の影響で若い顧客が激減しており、全国のゲームセンターの数は、この10年で半数以下に減っているようで、今や、高齢者は重要な顧客である。
 

 ちなみに、僕は、ゲームセンターに入っても、テトリス、クイズゲームぐらいしかできない。


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 現在、一人当たりの所得や貯蓄残高から見て、高齢者の方が、若者よりはるかに豊かである。


  超少子高齢化を迎えるにあたって、、、、、

 
 将来、アジア連邦のようなものをつくり、人と物の行き来をフリーにする、といった考えが必要になってくると思うが、、、、、


 当面、この高齢社会を乗り切るためには、年金、医療、介護のコストを抑制する以外、方法はない。


 我が国の年金は、世界一高い。

 
 高齢者には申し訳ないが、受給額を引き下げるべきである。


 ただし、国民年金では生活できないので、こちらは引き上げる必要がある。


 それにしても、、、、、、、、


 国民年金、厚生年金、共済年金を一元化する、という民主党案はどうなってしまうのだろう。


  民主党でも自民党でも、これは、絶対にやらなければいけないと思う。