食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

オベール・シュル・オワーズ

2011-04-20 19:13:07 | 日記
 明日、東京に帰る。


 パリ北駅から、電車を乗り継ぎ1時間半、薄幸の画家の終焉の地に、今日行ってきた。


 オベール・シュル・オワーズ、、、、、、、、、、、、、、


 得体の知れない狂気と向かい合い、闘ってきた天才画家、ゴッホが人生最後の地に選んだ小さな村。


 オベールの教会も、彼が自殺を図った麦畑も、その後死にきれず2日間もだえ苦しんだ自室も、そのままの姿で僕を迎えてくれた。


 そして、 こんなにもすばらしいお墓があるだろうか。 質素で小さなお墓。


 広い墓地内に、僕を含めて人は3、4人だった。


 ちいさな、落ち着いた幸福を抱かせてくれる村。 オベール・シュル・オワーズ。


 ゴッホを渦巻いてきた壮絶な人生と色彩が静かに調和し溶け込んでいる村。


 僕はこの村と出会うために43年間生きてきたのかもしれない。


 オベール・シュル・オワーズを訪れるためにパリにきたのかもしれない。


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   パスポートを盗まれず( あと一日あるけど )、 観光スポットはほぼ制覇でき、  パリでの日本文化にも触れることができ、   これからのコネクション造りもでき、    


   Merci Beaucuop Paris !


 

43才

2011-04-11 18:11:41 | 日記
 先週、4月6日で、43歳になった。


 
 ケネディが、第35代アメリカ合衆国の大統領に就任した歳である。



 昨日、活字を少し遠ざけて目に入れないとうまく認識できないことに気づいてしまった。



 老眼鏡、、、、、、、、、



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  この国難時において大変忍びないが、


  
  明日から、10日間、パリに行ってくる。


  詳細は記さないが、内容はてんこ盛りである。



  See you in 2 weeks !!!






 

TPP

2011-04-05 06:08:43 | 日記
 ケインズ主義( 大きな政府 )の立場、市場競争をある程度規制して、お金を国に集め、その傘下に国民を庇護する、が党の支柱であるはずの民主党。


 ぶれる、ぶれる。


 ただ、党利党略を超えて、TPP について考えるなら、僕は賛成の立場をとる。


 単刀直入に申すと、アメリカの陰謀だろうが何だろうが、結果、それがこれからの日本・世界の有り様と思うから。


 関税を完全撤廃すれば、自動車産業を中心に輸出が増えるが、農産物の輸入は当然増えてくる、というのは自明の理である。


 ただ、どの国にも、平等で自由に輸出できる権利があることも逆に意味するところである。


 すでに、マレーシアやタイなど、日本自動車産業界の脅威となるようなモデルを造り始めている。 


 また、激安のタイ米や、カリフォルニア米がスーパーに並んだとして、消費者はそれに飛びつくだろうか。 世界一おいしい日本のお米が蔑ろにされることは無いと思う。


 そしてなによりも、規制緩和、外国人労働者受け入れにより、海外の投資家から資金が入るし、人の出入り、流れが増し、国自体が生き生きとしていくように感じる。


 当然だが、日本で燻っている人は、逆にどんどん海外へ出ればよい。


 介護福祉のマンパワー問題解決のみならず、いっそ介護福祉施設をマレーシアやタイに造っちゃえばよいではないか。


 TPP は、とかく農業問題( 特にコメ農家 )に話がかたよるが、大きなビジョンで俯瞰するなら、超少子高齢化時代を生き抜くための生命線のように思える。


 人や物の流れが活発になり、日本人のアイデンティティや文化が失われる、などと心配される方がいらっしゃるが、、、、、、、


 我々、日本人は 「 天皇制 ・ 三種の神器 」、これだけ守っていけばよい。