食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

2歳児のアナフィラキシー~ yahooニュース

2019-03-07 17:05:32 | 日記

2歳児がアナフィラキシーになった場合、エピペンの使用は可能でしょうか? 心臓が拍動し、呼吸している場合、救急車の到着まで、歯科医がするべきことは何でしょうか?  yahooニュース~「虫歯治療の2歳女児、死亡」 より。


モネの絵~NHK日曜美術館

2019-03-07 08:51:36 | 日記

先日のNHK日曜美術館は、「日本で見ることのできる印象派」で、特にモネを特集しておりました。 中でも、「セーヌ川の朝」という連作には深く感動しました。 こんな素敵な絵画が日本にあったなんて!(ひろしま美術館) モネの絵のすごいところは、「睡蓮」もそうですが、絵画から実物を思い出すのではなく、実物からモネの絵を連想させる力があることです。 今後、セーヌ川の朝、を撮った写真や文章に出会う時、この「セーヌ川の朝」を思い浮かべることでしょう。 連作ですから、同じような絵が他に何枚もあり、その中の一つを、ひろしま美術館が所有しているのですが、人類の宝が、地方の美術館に置かれていることに人知れぬ優越感を抱きました。 「サンラザール駅」に代表されるように、モネは連作を好み、いくつもシリーズを描いていますが、光を表現することで、瞬間を止めたい、その実験的要素が連作という描き方に多分にあったと思います。 瞬間~ 音楽や映画のように、連続した時間を瞬間にとめることのできる媒体と異なり、絵画はすべて、その瞬間しか表現できません。モネの絵が、どの絵をみても、瞬間的と見えるのは、筆のタッチが、変化する光の一瞬を描き出していると感じさせるからでしょう。もちろん、テクニックなのでしょうが、それを他の人間が模倣することはできません。 光を観察するモネの目に、鑑賞する側の人間の目もなってしまって、瞬間、瞬間でモネの絵をみている。 モネの絵をみるたびに、そんな気持ちにさせられます。 あしからず。