チャレンジ

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買わないで済ませる

2005-05-01 12:27:20 | 気づき
 プラスチック製品の値段がとても安く感じる。

 100円ショップで私が「これは安いな!」と感じるものはプラスチック製品。例えば文房具の収納ボックス類は100円ショップと街の雑貨屋や文房具屋とでは何倍もの価格差がある。両社を見比べれば、ものによっては若干デザイン面で100円ショップの商品が劣るように思える場合もあるが、ほとんど差がないように感じる。

 私の部屋にあるプラスチック製品は100円ショップで購入したものと、文房具屋で購入したものとが混在するが、例えば書籍の分類ボックスはどちらで購入したものかは全くわからなくなっている。

 結局値段の差は利益の差で、原材料の価格についてはそれほど差がないという状況だろうと想像する。それだけプラスチック製品の値段が安くなってきているのだろう。
実際100円ショップではかなりサイズの大きなプラスチック製品も手に入るし、100円ショップではないがホームセンターでもプラスチック製品が安い。

 10年以上前にプラスチックの衣装収納ボックスを購入した。100cm×60cm×50cmくらいのサイズのもので、購入した当時は4~5千円したと思う。それと同じようなものが、今日訪れたコーナンでは480円で売られていた。値段が間違っているのかと思い何度も確認したが、間違っていなかった。

 早速物置の整理用に4つ購入した。この値段だったら不用になれば捨てるのも全く惜しくないという考えがあった。

 ただ、気になったのが環境破壊や人体への影響。値段が安いから購入して、不要になれば捨てるというのはいかがなものか、これは犯罪行為ではないかと気になった。

 早速インターネットで調べてみた。購入した商品はポリプロピレン(PP)が原材料なので、一時期騒がれた焼却時のダイオキシン問題とはあまり関係がないようだ。「ポリプロピレンは、ライフサイクル(LCA)、すなわち製造、使用、リサイクル性といったそれぞれの段階で、環境に優しい性質もあります」と書かれたページもあった。
一方で「PPからはダイオキシンが発生しなくても、その燃焼特性が焼却炉の温度を下げることにつながるため、他の物質からのダイオキシン発生の原因になる」という記述もある。

 ダイオキシンを発生するとして騒がれていたポリ塩化ビニル(塩ビ)も、「高温で熱すればダイオキシンは発生しない」「http://www.vec.gr.jp/safe/dioxins.htm地球環境に対して他のプラスチックに見られない大きな特徴があり、地球温暖化防止、省エネルギーへの貢献が高い」という記述もある。

 さまざまな情報があり、どれも各々の立場から見た事実を述べているだろう。
結局は、不要なものは買わない、いかに買わないで済ませられるかを考える事が重要なようだ。

 物が溢れた部屋を見ていてもつくづくそう感じる。

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