チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

ワークショップ5日目 星空のした

2005-11-12 23:33:36 | リーダーシップ
 プログラム最終日前日の夜の食事には、このワークショップ期間中唯一ビールやワインが出される。プログラムもほぼ終了したという安堵感に似た感覚や、そこに真剣に向き合ったという充実感も手伝って、久しぶりに飲むビールはとても美味しく、頭がクラクラする。

 食事の後に簡単なプレゼンテーションを終えると全員で木曜日にあったロープコースのビデオを見る。そんなに広くないリビングルームで、少しでも快適にビデオが見られるように皆がお互いのことにとてもよく気を遣う。

 少しポッチャリした体型のマイクは、横に座るカリに自分の体をクッション代わりに使わせてあげている。ソファーにすわりきれず床に寝転がる仲間には、誰かがクッションを取ってくる。「ビールかなにか、誰かいらない?」と席を立つ人は皆必ずたずねている。

 「モンキーのように木に登ってる。すごいね!」とか、ビデオの中で繰り広げられる動きの中での素晴らしい点を必ず誰かが取り上げて賞賛したり、笑いをとったりする。

 そして4時間近くのビデオ鑑賞会があっという間に終わった。

 疲れてはいたが最後の夜をこのまま寝てしまうのは惜しい気がして、一人でテラスに出て星空を眺めた。満月に近い月がとても大きく明るく、多くの星は見えないが澄んだ空にカシオペア座や白鳥座が見える。

 明るい流れ星が一つ流れた。

 「Oh! Shooting star(流れ星だ!)」 気がつくと、同じように最後の夜をゆっくり過ごしたい仲間もテラスに出ていた。6人で夜中のテラスでの話が始まった。

 「私はコンフリクト(対立)は嫌い。コンフリクトをメンバーに持ち込まないで欲しい。」メンバーの中で一番若いリンダが、パトリースに話し始めた。

 何を話したのか良く覚えていない。でも最後の夜まで皆お互いに真剣に関わっていた。

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