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春を愛する人は、心優しい人。

省エネ手動懐中電灯

2008年07月11日 18時20分10秒 | 時事雑感
 


 汽車の車内を、物売りがよく往来する。食べ物はいうまでもなく、時々玩具や靴下、懐中電灯などをも売る。頭にいい玩具。質のいい靴下。さらに、省エネ手動懐中電灯。

 その物売りの話によって、「今回新開発されたこの懐中電灯には電池などが必要ではない。ただ手で両側のボタンを繰り返して押すだけで光が出せる。所謂省エネ手動懐中電灯である。」

 電池は環境に悪いのはみんな知っている事実。それに、お金も必要であろう。この新型の懐中電灯だったら、それらの問題は全然ない。もっとよくいえば、現代社会人にとって、光を作るほかに、手の関節を動かす効果もある。

 実はいいものだと思うが、汽車で売るせいか、乗客らの対応はいろいろ。

 ある子供はそれが欲しがっていた。ところが、彼の母親は質に心配するようで、息子を断った。

 「ね、お母さんの話を聞いて、あとで買いますから、汽車のそれは値段も高いのに」と。

 理解できる。すごく理解できる。汽車で買ったものはアフトサービスもないから、誰にかわっても心配するのも当然であろう。

 本当に買う気があったら、後で専門店から購入したほうがいい。私は汽車サービスを責めるつもりではない。ただ心配するのは、後でそのお母さんは自分のエネを省して、以上のことを忘れることだ。
 

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