ドラマの「眠れる森」を見た後
感想散文詩
過去が記憶の隅に眠れている蜘蛛だ、
蜘蛛なんだ
ねー
過去は蜘蛛だ!
蜘蛛の網が風の中に泣いている
その泣き声、僕は聞こえるんだ
聞こえる。
過去が日記の間に挟まっている蝶々だ、
蝶々なんだ
ねー
過去は蝶々だ!
蝶々の羽根が雨の中に濡れている
その赤き点、僕は見えるんだ
見える。
過去よ過去!
君が僕の心に糸を紡ぎ出している。
白き糸よ
君は時間のハンターだ
矢の如し
過去よ過去!
君が僕の心で点を描き出している。
赤き点よ
君は時間のセンターだ
血の如し
感想散文詩
過去が記憶の隅に眠れている蜘蛛だ、
蜘蛛なんだ
ねー
過去は蜘蛛だ!
蜘蛛の網が風の中に泣いている
その泣き声、僕は聞こえるんだ
聞こえる。
過去が日記の間に挟まっている蝶々だ、
蝶々なんだ
ねー
過去は蝶々だ!
蝶々の羽根が雨の中に濡れている
その赤き点、僕は見えるんだ
見える。
過去よ過去!
君が僕の心に糸を紡ぎ出している。
白き糸よ
君は時間のハンターだ
矢の如し
過去よ過去!
君が僕の心で点を描き出している。
赤き点よ
君は時間のセンターだ
血の如し
日本語で詩歌を書くのはかなり難しいと思います。が、僕は続けて書こうと思います。
ところで「糸吐する」という日本語はちょっと違和感があります。「糸を紡ぎだす」くらいではいかがでしょう? それと気になるのは「蝶の翼」です。蝶は「羽根」と言います。翼はもっと大きくてしっかりしたもの。「鳥の翼」と使います。
でもとうろさんの詩情は言葉の翼を得て、読む人の心に届くでしょう。