東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

復習から始める!根本を理解する!基礎を大切にする教室です。

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古い教材を差し上げます

2017-02-13 10:58:19 | 学習全般

塾で使っていた古い教材を整理する事になりました

来年度からの内容を考えるともう古いので授業には合わないという判断です

ただ、単元の順番が違っていたり

学習範囲が改定後とは学年が違ったり・・というだけなので復習したり演習をするにはぜんぜん使えるんです

ただ捨ててしまうのは忍びないのでお勉強頑張っているお子さんに使って頂きたいと思います

今は学童教室の玄関前に小学生の教材が段ボールに入っておいてありますので

学年を確認して使いたい教材をお持ち帰り下さい

今後中学生の教材も同じように段ボールに入れて並べておきますので

ご自由にお持ち帰り下さい

塾で使っていた教材なので難易度が分かれています

教材の難易度が知りたい方はお気軽にお声掛け下さい

 

インフォメーションでした☆


2017年の取組みは基本に戻ろうと思います

2017-02-13 10:47:46 | 学習全般

7年というあっという間の塾経営でした

3名の生徒さんから始まり、おかげさまで毎年合格実績を伸ばし

今年の入試は集大成だと言えると思います

 

東京育伸会は講師に恵まれ 生徒さんの人生がかかった授業 に

熱意を注ぐ優秀な講師が集まりました

東工大という日本屈指の理数系大学から日本一の東大まで

学力でずば抜けた彼らが余すところなくその知識を生徒さん達に注ぎ込み

劇的な成長・圧倒的な成長をとげ

一人一人が自己肯定感を育て胸を張って入試に挑み

毎年3月は言葉にできない達成感と充実感に包まれてきました

しかし

生徒さん達を育てるには私自身大きなエネルギーが必要で

中途半端にお預かりするのは詐欺のような物です

正直、この受験が終わったら塾経営を終わりにしようかという気持ちもありました

去年からそうした気持ちを抱えながら迷っていました

小さな塾が終わっても誰も何も困りはしません

ただ生徒さん達をお預かりする中で学習するという事の基礎基本の大切さを

改めて感じ、小学生時期の学習をもっともっと充実させる必要性を感じています

難易度の上がる入試

時代が求める社会人への育成

グローバルに対応できる知識と意欲

それら全てが小学生時代に形成されるという事実がなおざりになっているように感じます

私が言うここでの学習とは、机に向かってドリルを無限に解くと言う事ではありません

学習に繋がる経験値 の不足です

これは現代っ子の遊びがゲーム機に偏り、実体験をする機会が乏しくなって事にも起因するでしょう

その他にも共働き等の生活環境も関係してきます

 

入試時期だけにやっつけの学習をして表面上を乗り切る事に本当の価値を見いだすのは難しい

私はそんな風に考えるようになりました

そして、それまで怠っていた学習を入試時期だけ嫌いにならず乗り越えさせるには

先にも書いた通りそれなりのエネルギーが必要です

 

こうした葛藤を抱えながらも、既に今年もたくさんの合格報告も届き安心した気持ちもある反面

今は今週行われる私立大学入試、来週に控えた都立高校入試、国公立大学入試に向け

緊張を高めている生徒さん達に寄り添いエールを送っています

 

なんだか支離滅裂ですね、すみません

 

今日のお題、基本に戻るとは今後は

受験を中心にするのではなく、そこまでのプロセスをもっと充実させたいということです

もちろん受験生は受験に向けた学習になりますが、補習や経験値不足の補いに力を入れたいと考えています

小学生・中学生・高校生の普段の学習の質を上げる事

その必要性を強く感じています

 

具体的に厳しい話になりますが

小学生の親御さんに多いのは、学校で行われるテストの点数の捉え方がズレている事です

学校で行われる単元テストで100点がとれない事に不安を感じる親御さんは少ないですね

80点以上取れているとなぜか安心している方が多いように感じます

しかし、一つの単元のテストで80点しか取れないなら3つの単元のテストとなったら何点になると思いますか?

それが中学になってから焦る原因です

しかも、中学は同じ日に複数の教科テストがあるのですから学習習慣が無ければ尚更驚愕の結果を見る事になります

中学生になったからと学校の宿題も疎かにして来た子が2時間以上の学習を毎日こなせる訳ではないんです

小学校のテストは95点以上つまり、何かのミスが1つあったくらいなら許容範囲ですが

それ以下は危険信号だと捉える事です

 

経験値の不足と先に書きましたが

時間の問題に無頓着なお子さんは多いです

問題を読み、公式に当てはめるだけの学習しかしないから

もし酷いミスをしていても疑いもせずに提出するんです

例えば、

お母さんが600キロの速さで買い物に行った という解答を書いても平然としているんです

計算をして出た答えから、それはないな・・と1ミリたりとも思わない

つまり、公式が現実世界の中にある事を感じた事がないのでしょう

また

3+7=10

と覚えると

2+8=10 という事に気がつかなくなるお子さんもいます

つまり、数字という概念が無いんですね

数字は数字でしかなく、一つ一つが個であることを認識していないのにただ計算だけを表面上解いているんです

下の写真はこの春小学1年生になるお子さん達の学習風景です

みなさん数字は言えますし書けます

しかし、どのお子さんも同じ問題でヒヨコの出番となりました

2ー□ー6−8−10

の□を埋める問題です

学校でもこれからおはじき等を使い、数字が個である事を学習しますが

そこで本当に理解できなかったというのがわかるのが

先ほど書いた事例に現れています

つまり、小学1年生から学校の学習だけでは足りないお子さんが多いという事でしょう

習ってもそれを復習するその学習の仕方そのものが本質からズレているのかもしれません

 

 

ある外国籍の親御さんが中学1年生になる生徒さんの英語の授業の時にいらっしゃいました

学習内容を初めて知り驚愕されていました

中学1年でこれをやっていて、3年生であの入試問題を解けるようになるの?普通で考えたら無理でしょう!?

ととても驚かれていました

小学生の時間のあるうちから英語に自然と触れる機会をもっともっと増やさなくてはいけませんね

入試の為の英語ではなく、言葉として使う英語の学習が必要なのです

 

長くなってしまいましたが、今年からは基本を学習できる場所として力を入れていきたいと考えています

意欲的に学ぶ事を楽しめる子を育てたい!

これからの東京育伸会でした!!