goo blog サービス終了のお知らせ 

さいきんの流星光

元漫画家 流星光(ながれぼしひかる)の雑記ブログ/Amazon商品のアフィリエイト広告があります。

昨日のランチの話 西荻窪 ゴロシタ

2015年12月13日 16時31分35秒 | 食について

楽しんでいただけたらポチとお願いします!にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へ




今日は、妻も休み、僕も休みになったので、
二人でお昼ご飯を食べに行きました。

西荻窪 ゴロシタ

イタリアンレストラン・BAR、みたいなお店。

店内は、カウンターのみ。
お昼時だったので、カウンターには6人くらいのお客さん。
店長ひとりで切り盛りしている感じで、
かなり忙しそうでした。

ランチセットを頼むと、

サラダ、スープ、パンと出てきて、
パスタが出てきます。
スープ、めちゃうま。

パスタは、僕はカルボナーラにしました。

パスタは、生パスタです。
生パスタ、たぶん僕は初めて食べました。
乾麺にくらべて、もちもちしていて、美味しかったです。

食後には、なんか…お茶。ハーブティーなのかな?
パクチーの葉っぱが浮いていたような。
パクチーだよな。
あれは、おそらくパクチーだったと思うなー。
プラス、おそらくイタリア本場のクッキーみたいなお菓子ひとかけら。

とにかく、全部に手間がかかってる感じのランチセットでした。

待っている間に妻と、

「ぜったいイタリアで修行してきた人だよ」

と話していました。
その根拠として、
壁やガラス、いたるところに、イタリア語が書かれてあること。
イタリア語できなきゃ、あんな事しないだろ、という理由。

また行って、今度は別のスパゲティを食べたいと思いました。

そして、イタリア語も勉強したいな、と思うようになりました。
英語もまだ完璧には程とおい状態なのに、
第二外国語なんて何を言っとるんだという話ですが、
二言語同時に勉強するっていうのは、アリだと思うんです。

イタリア語は、それこそA、B、Cから勉強しなければなりませんから、
僕にとっては、英語よりはるかに難しいんです。

つまり、英語は、まだ簡単、と感じる事ができるわけで。
英語の習得も進むのではないか、というもくろみなのです。





-----------------------------------------------------------------
流星光作LINEスタンプ発売中!
【ニコニコミュニティ】【漫画家】流星光のコミュニティ
-----------------------------------------------------------------

--------------------------------------------
ジャンバリTV→「ジャンバリコミック」
■携帯コミックサイト「コミックシーモア」
■「ブログ連載マンガ…by流星光」
■USTREAM版「漫画の描き方by流星光」
■SkypeID:hikaru-n43
■Twitter「流星光」
■PIXIV「流星光」
■ニコ生「流星光」
■漫画/質問&議論掲示板
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へランキングに参加しています。
おもしろいと思ったらクリックしてください。
それが私の得票数になります。

--------------------------------------------

■流星光HP
タイムマシーン・ジャーナル
M E N U
サイトマップ
はじめての方へ

流星光 作品リスト

流星光ギャラリー

流星光プロフィール

漫画の描き方/上達の仕方

漫画アシスタントの世界

無職の漫画家、奮闘の記録

リンク


鹿児島佐多岬 残念旅 その6

2015年12月13日 15時45分55秒 | 旅行の日記

楽しんでいただけたらポチとお願いします!にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へ




佐多岬をあとに、僕らを乗せたタクシーは、
根占港へと向かった。

あと一歩というところで、
本当の「本土最南端」到達をあきらめて帰るはめになった僕は、
口数少なく、運転手さんの雑談にも、
はぁとかひぃとか気の抜けたような返事しかせず、
車内の空気は、まるでお通夜のようであった。

僕の気持ちは、
あと一歩でエベレストを登頂できるというところで、
断腸の思いで下山を決断した登山家と同じだった。

10分ほど走った頃だったろうか、
運転手さんが口を開いた。

「ちょっと時間あるから、神社の方も回ってみますか?」

まて。

ちょっと待ってくれ。
時間がある?
何を言っているのだ、この人は。

僕は、軽いめまいを覚えた。

観光地の案内人も兼ねているであろう運転手さんは、
せっかく鹿児島まで来てくれたのだから、
より多くの観光地を見てもらいたいという考えが、
基本的にあったのだろうと思う。

だから佐多岬へ向かう車内でも、

「もう少し時間があったらなあ!他も見てもらえるのに!」

などと言っていたのだ。

ああ、何ということだ。
運転手さんにとっては、佐多岬も神社も、風力発電所も、
まったく同じ、同列にある観光スポットだった!

ぜんぜん違うし!

そこにしかない順位でいったら、
佐多岬と神社は、ぜんぜんレベルが違うし!
イチローと草野球の選手くらい違うし!

もはや、どんな抵抗をしても、何をいっても始まらない。
タクシーは、根占港へ向かって走り出しているのだ。
僕は、静かに口を開いた。

「そうですね、じゃあ行ってみますか」

タクシーは、港へ向かう道を右折して、
紅い鳥居が二つ並ぶ神社、諏訪神社へと向かったのだった。


そして運転手さんは更に言うのだった。

「やっぱり、佐多岬に行っただけだとねぇ、もったいないですからねぇ」

まてまて。

この人の中で、僕たちは、佐多岬に行った事になっているのか?

確かに、最南端にある電話ボックスの前で写真は撮った。



ガシュマルの樹の前でも撮影した。


あそこが本土最南端だというのか!


ふ・ざ・け・る・な!

あそこは、ただの駐車場であって、
断じて、最南端ではない。
佐多岬には行っていないんだ!


■鳥居が二つならぶ諏訪神社



根占港で、僕らは通常なら二万円オーバーのところ、
岬観光コースを利用したため、
料金6,000円支払い、運転手さんにお礼を言ってフェリーに乗った。




海の上で見る夕やけは、キレイだった。


この後、鹿児島湾を渡って山川港へ上陸する訳だが、
そこでも、田舎の不便さが僕たちを襲うのであった。

…その7へ続く。





-----------------------------------------------------------------
流星光作LINEスタンプ発売中!
【ニコニコミュニティ】【漫画家】流星光のコミュニティ
-----------------------------------------------------------------

--------------------------------------------
ジャンバリTV→「ジャンバリコミック」
■携帯コミックサイト「コミックシーモア」
■「ブログ連載マンガ…by流星光」
■USTREAM版「漫画の描き方by流星光」
■SkypeID:hikaru-n43
■Twitter「流星光」
■PIXIV「流星光」
■ニコ生「流星光」
■漫画/質問&議論掲示板
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へランキングに参加しています。
おもしろいと思ったらクリックしてください。
それが私の得票数になります。

--------------------------------------------

■流星光HP
タイムマシーン・ジャーナル
M E N U
サイトマップ
はじめての方へ

流星光 作品リスト

流星光ギャラリー

流星光プロフィール

漫画の描き方/上達の仕方

漫画アシスタントの世界

無職の漫画家、奮闘の記録

リンク


山崎ナオコーラ 「昼田とハッコウ」 読了!!

2015年12月13日 13時44分16秒 | 読書の感想

楽しんでいただけたらポチとお願いします!にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へ




上下巻、ふたつ並べて初めて気がついた。

上巻と下巻の間にアロワナ君がいる!

ま、それはいいとして。


これは、架空の町、幸福寺にある本屋、アロワナ書店を舞台に、
経営者家族の一員である昼田実(ミナル)と田中白虹(ハッコウ)の
書店員としての成長を描いた小説だ。

幸福寺のモデルは、日本一住みたい街で有名な吉祥寺。

作品中に出てくる書店、アロワナ書店、書籍一番、ドードー堂にも、
それぞれモデルがあり、地理的な位置関係も、
実際のものと一致している。
井の頭公園も、幸福寺公園と名を変えて、ちゃんと登場する。

吉祥寺は、僕にとって、若いころから馴染みのある街だ。
吉祥寺の住人だった事もある。
ちばてつや賞をいただたのも吉祥寺に住んでいる時だったし、
僕の唯一の単行本「デカラッパ」を執筆したのも吉祥寺だった。

ちょっとまて、
僕は、吉祥寺にいる時に結婚したから、
吉祥寺が本籍地なのだった。
馴染みがあるどころか、
第二の故郷と言ってもいいレベルなのだ。


この小説の主人公たちは、
書店の店員さんだ。

実は僕は、書店員をいつも、少しわずらわしく思っていた。

立ち読みしていると、
いつも、僕の背後を行ったり来たりして、
忙しく本の出し入れをする。

僕は、書店さんの邪魔になっているのではないかと
申し訳ない気持ちにさせられてしまう。

店員さんは、わざとか?と思われるほどに、僕の周りをうろちょろして、
あっちの本をこっちに差し込んだり、平積みの本をきっちり整えたりする。

陳腐なドラマ演出で、立ち読みばかりする客を追い返すために、
ハタキでパタパタ客のまわりをはたきまくる店主ってのがあるけど、
あのハタキの現代版が本の差し替え作業なのかと考えたりもした。

でもそれは、書店員にとって重要な仕事の一つであって、
どの本の隣にどの本を置くかまで、よく考えて決めているのだ。
そういう事が、この小説を読めばわかってくる。

書店は、時代とともに、確実に少なくなっているみたいだ。
チェーン展開している大型書店ならまだしも、
個人経営の書店は、経営に苦しんでいると聞く。

だけど今年8月以降、
書店は僕という客を獲得した。
僕は、読むのは遅いけど、どんどん本を買う。
アマゾンではなく、地元の書店で。
家の本棚の「積読本(つんどくぼん)」は、
少しずつ本棚のスペースを埋め、いずれ本棚を占領するだろう。

どうせ本を買うなら、
熱心な書店員がいる本屋さんで買いたいと思う。
昼田やハッコウ、朝倉くんや三浦さんのような、
本を愛し、いい本を読者に届けたいと願っている書店員。

熱心な書店員がいる店には、POPがたくさんあったり、
○○フェアとかいうイベントがしょっちゅうあって楽しい。
ちなみに、POPは、「ポップ」ではなく、
「ピーオーピー」と発音する事もこの小説で知った。

書店に行くと、
営業の人が書店員と話しているのをかなりの頻度で見かける。
営業マンの姿も、この本を読んだ後は、
山田出版の清瀬くんや、代行の星野さんの姿とかさなる。

昼田は、営業マンとの雑談も仕事のうちだ、と考えている。
僕がよく見かける営業マンと書店員との会話も、
大切な雑談風景なのかもしれない。

この小説は、書店大好きな山崎ナオコーラが世に送る、
書店を応援するために書かれた物語だ。
読んだあと、書店や書店員の見方が変わったし、
なるべくネット通販ではなく地元の書店で買おうと思うようになった。
これは、僕だけじゃないはず。






-----------------------------------------------------------------
流星光作LINEスタンプ発売中!
【ニコニコミュニティ】【漫画家】流星光のコミュニティ
-----------------------------------------------------------------

--------------------------------------------
ジャンバリTV→「ジャンバリコミック」
■携帯コミックサイト「コミックシーモア」
■「ブログ連載マンガ…by流星光」
■USTREAM版「漫画の描き方by流星光」
■SkypeID:hikaru-n43
■Twitter「流星光」
■PIXIV「流星光」
■ニコ生「流星光」
■漫画/質問&議論掲示板
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画家へランキングに参加しています。
おもしろいと思ったらクリックしてください。
それが私の得票数になります。

--------------------------------------------

■流星光HP
タイムマシーン・ジャーナル
M E N U
サイトマップ
はじめての方へ

流星光 作品リスト

流星光ギャラリー

流星光プロフィール

漫画の描き方/上達の仕方

漫画アシスタントの世界

無職の漫画家、奮闘の記録

リンク