さいきんの流星光
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ひとは、歳とともに自由を奪われていく。

社会的責任が大きくなるとか、そういう事だけじゃない。
たとえば、社会的に責任のない生活を送っている
僕のようなノホホン人間だって、
日々、自由は奪われている気がするのです。

例えば、ある一日を例にしても明らかではないか。

買い物へ行く時も、いつものスーパーへいつもの道順で向かう。
行動パターンは、いつも同じだ。
パターンを変える事も可能ではある。
だけど、歳をとると、パターンを破るのが面倒になってくるのだ。

脳の何かしらかの機能によって縛られている…そんな気がする。

漫画を描くことにおいてもそうだ。

起承転結、つじつま合わせ、伏線、おち。
いざ漫画を作ろうとすると、そんな堅苦しい事ばかりで頭が埋め尽くされる。
もっと自由に、
自由に空を漂うように、漫画を描きたい。

そう思っても、なかなか…。

イスに座って机に両ヒジをついたとたん、
何か、呪縛に囚われたがごとく、
見えない影が、背中から全身を包んでくる気がする。

もはや、この部屋、この机では、
何一つ新しいものを生み出せないのではないか、とすら思えてくるのだよ。

僕に残された方法は、ただ一つ。
外に出ること。
あるいは、場所を変えること。
環境を変えること。
思いもよらない場所に、いきなり出現することだ。





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こないだ上げたと思っていた携帯エロ漫画、
今回から、
フキダシを一切入れずに作画するという事になってたんだけど、
いざ完成ファイルを送ってみたら、
「やっぱりフキダシだけを描いたレイヤーも
一緒にくっつけて欲しい」との要望があった。

だから、コピー用紙にペンでフキダシだけ描いたり、
PCに取り込んだり…。

しかし、その作業が実は時間かかったのです。
かかるな~PC作業。
パソコンあなどるなかれ。

作業の途中、
父の後輩とかいう人が訪ねてきたのだ。
どうやら7月の選挙の件で、お願いがあったらしい。

なんか、お菓子までいただいちゃって…。
もらっちゃってよかったのだろうか。
とか思いながら、何のためらいもなくもらうのであった。

それにしても、人はなぜ、「荻窪」と「西荻窪」を同じ場所だと思うのか。
その人も、まず電話をかけてきて、

「いま、お宅の前まで来ているんですけども、一度ご挨拶を…」

というから会う事にしたのだが、
いつまでたってもピンポンと鳴らない。

再び電話がある。
どうやら住所の段階で「西荻窪」と「荻窪」を間違えていたらしい。
まったく見当違いの場所をさまよっていたようだ。

その人だけじゃないのだよ。

別の人との会話でも、
「西荻に住んでます」と僕が言っているのに
「荻窪かぁ、いいね、荻窪」と会話を続ける人がいらっしゃる。

完全に同じ場所だと思っているフシがあるのだ。

ま、近いけどね。いいけどね。

今度から、

西荻です」って言おうかな。

「どこ住んでんの?」
「西です」
「え…西?」

「そう、西荻です」

こんな感じで、どうでしょ。
いやでも「西」が強調されませんか。







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