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さいきんの流星光

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『ゲゲゲの女房』はまだ貧乏

2010年06月11日 22時57分44秒 | ふつうの日記


NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』観てます。

最初のほうは観てなかったんですが、
お見合いくらいから観始めました。

漫画家の大先輩の奥さんが主人公という事もあるし、
あと、貸本漫画という形態に、すごく興味があるので、
観てます。

水木しげる夫妻、まだまだ貧乏のどん底です。
あの夫婦に比べたら、今の僕は、
なんと恵まれているのだろうと思うほどです。

ドラマの中の、貸本漫画家たちは、

「貸本漫画には、商業誌にはない魅力がある!」

とか言ってますが、僕は、貸本漫画をそんなに読んだことがないので
よく分かりません。
でも、以前、わずかに読んだ記憶をたどると、
何だかちょっと、暗くてマイナーな印象。

そう言えば何回か前の放送で、
市民団体みたいな人たちに、貸本屋さんが、

「小中学生に低俗な貸本を貸さないでください!」

なんて詰め寄られてるシーンがありましたな。
なんか、漫画はいつの時代も、規制の対象に挙げられるものなんですね。
今も、児童ポルノの問題で、規制だなんだと騒いでいます。
いつの時代も同じなんですね。

ドラマの中で、水木しげる氏の漫画家仲間が言ってました。

「自分たちが正義だと思っている連中ほど、やっかいなものはいません」

本当ですね。

正義、正義…正義とは何か。

正義の味方は、正義なのか…?

じゃあ「味方」とか言わないで「正義だ!」と言えばいいじゃないか。
やっぱり、「自分が正義だと思ってる」と思われたくなくて、
「ちょっと横から正義を支援します」的な立場にいたいのだろうか。





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