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『ZUBA!』原稿中な訳ですが、
やっと下描きが終わりました。
下描きは、ちょっと遅れ気味だったので、
今回は締め切りに間に合わないかなーと心配してたんですが、
何とか予定より2時間遅れというところで踏みとどまりました。
今回は、爬虫類が出てくるので、資料集めが面倒でした。
なかなかいい画像が見つからなくて。
でも遅れた原因は、資料集めではなくて、
単なる気のゆるみでございます。
気持ちがゆるんでました!
すぁっせん!!(野球部ふうに)
もっと追い立てられるように仕事しなければダメです。
目標が低いのです。
「締め切り日に原稿を上げる」
では、低すぎるのです。
目標が、その日一日を支配する…。
まさにその通りになりました。
締め切り日に上げる…つまり裏を返せば、
締め切り日に上げてさえいればいい…となります。
人間は弱いものです。
だんだん僕も「間に合えばいい」的な気持ちになってました。
そんなだからだんだん仕事が減っていくのです。
頑張らねば。
それにしても、
下描きというのは、なんとはかないものよ…
そうは思いませんか。
だって、上の写真の原稿、
まったくもってエンピツの線のみで描いたものなのです。
つまり、せっかく何日もかけて描いた下描きでも、
一気に消しゴムをかけただけで、
キャラも背景も、わく線にいたるまで消えて、
元の真っ白い原稿用紙に戻ってしまうのです。
おお、恐ろしい。
そう言えば以前、漫画家の能條純一さんのブログに、
ある恐ろしいエピソードが書かれていました。
人物にペン入れした原稿を新人のアシスタントさんに渡しながら、
「これ、消しといて」(消しゴムで下描きの線を消しといての意)
と指示したら、
ミスノンで、ペンの線も全て消されていたそうです。
う~む…新人アシさんのおもしろ話は尽きないですね。
僕が初めてついた先生からは、こんなエピソード…
臨時で雇ったアシさんに、簡単なトーンを貼ってくれと頼んだところ、
いつまでたっても出来てこない。
何をやっているのかと思って見に行ってみると、
貼る場所の形に合わせて、ハサミでトーンを切っていたそうです。
何とも愉快な話でした。
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■新聞記事の話
夕食後、新聞をながめていたら、
ソフトバンクホークスの景浦選手の引退記事が!

うおお!
こんな記事初めて見た。
漫画の主人公が、作品の中で引退するというニュースが
新聞に掲載されるなんて、驚きです。
ちなみに連載終了ではないんですよ。
すげぇなー水島先生って。



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