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こないだ泊まりのアシに行った時に、
僕が描いたF1漫画「ゲルハルト・ベルガー」を読んだアシ先の先生(友人)に言われた一言について書かせていただきたいのです。
「こんなの流星さんの絵じゃないじゃん。
こんな絵描いてたら、他の漫画に埋もれてしまうよ。
誰でも描ける絵を描いてると弱いよ」
という言葉…心に突き刺さりました。
確かにその通り。
いつからだろう、そんな絵を描き始めたのは…と考えると、
そうだ!
初めてワイセツ事件漫画の依頼を受けた時だ。
今やってる『ZUBA!』よりももっと前。
もう無くなった『特選!三十路妻』という雑誌の依頼を受けた時だった。
初めての分野の漫画にとまどった僕は、
極端に自分を殺した。
自分の絵を完全に捨てた。
「こういう絵の方がいいんじゃないか?」
と気を使いすぎて、
ひと昔前の『エロトピア』とかの時代のエロ劇画っぽい絵を描くようになってしまった。
それが現在の漫画家としての迷走を招いているのではないかと思う。
でも、逆に考えると、
いろんな絵を描くことで勉強にもなってるからなぁ。
悪いことばかりじゃない。
さいきんは、
迷走は迷走で良しとして、
もう一度、本線に戻ってみようとしている。
迷走時代の経験を、本線に戻った後も生かしたい。
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