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肥宝館 -貧すれば丼する-

【赤坂】 MENDOKORO TOMO premium「特製 濃香トリュフの鶏塩中華そば 並(1400円)」

赤坂の人気店「友」のセカンドブランド誕生

東京メトロ・赤坂駅と赤坂見附駅から共に歩いて5分ほど。コロンビア通り沿いに2023年11月23日にオープンした「MENDOKORO TOMO premium」へ。コチラは赤坂二丁目交番そばにある赤坂屈指の人気店「赤坂麺処 友」のセカンドブランドだ。軒先の看板には「あの友が、プレミアムに」の文字。こりゃ楽しみである。

店舗はビルの1階、少々奥まったところにある。店内はL字カウンター6席と2人掛けテーブル7卓、さらに外にはテラスに4人掛けテーブルも2卓ある。麺メニューは芳醇焼きあごだし中華そば、濃香トリュフの鶏塩中華そばと2種のラーメンに加え、濃厚焼きあごだしつけそば、濃い卵とペコリーノ・ロマーノのまぜそばも提供。

いずれも母店「友」のメニューをブラッシュアップし、プレミアムに引き上げている印象だ。それぞれレア、金華豚、鶏胸肉と3種のチャーシュー、半熟煮玉子、九条ネギ、紫玉ネギ、メンマ、二種の海苔、二種の辛味を追加トッピング出来る。飯モノには二種の炙りチャーシュー丼、チキンキーマカレー、スパイシータコライスが。

また季節野菜のサラダ、鶏餃子、チリコンカンのトルティーヤチップス添えといったツマミメニューや、クラフトビール「FIVE TREES」なども用意している。メニュー筆頭は芳醇焼きあごだし中華そばだが、名前のインパクトで今回は「濃香トリュフの鶏塩中華そば」の並盛を特製(1400円)でオーダーすることに。

待つこと7分ほどで着丼。深めの丼から立ち上るトリュフの香りが食欲をそそる。麺が浸る程度に注がれたスープはライトな鶏白湯で、表面にトリュフオイルをベースとした香味油の層が浮かぶ。塩味もよい塩梅で旨い。合わせる麺は三河屋製麺製の中細ストレート。ザクっとした歯触りで、スープとの相性は抜群だ。

麺とスープだけで十分に楽しめるが、トッピングもまたプレミアム。麺の上にはレアチャーシューが2枚とマッシュルーム、きのこペースト、紫玉ネギ、刻みネギ、レモンバター、黒胡椒が乗る。キノコとバターをスープに溶くと、香りとコクが一層加わり旨さ爆発。レアチャーシューも良い仕上がりで箸もレンゲも止まらない。

そして別皿で提供される特製トッピングも豪華だ。レアチャーシューが2枚、低温調理の鶏胸肉が3枚、黄身ネットリの味玉、素揚げの蓮根、九条ネギ、漬物が。卓上にはレモン酢、ラー油、白と黒の胡椒ミル、焙煎一味があるのでお好みで味調整を。充実した内容の一杯、美味しく完食した。次回は「あごだし」も啜ってみよう。

<店舗データ>

【店名】 MENDOKORO TOMO premium
【住所】 東京都港区赤坂4-3-30
【最寄】 東京メトロ千代田線「赤坂駅」徒歩5分

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