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肥宝館 -貧すれば丼する-

【赤坂】 中国料理 たけくま「担々麺(1000円)」

担々麺が人気の赤坂の隠れ家的名店

東京メトロ千代田線・赤坂駅から歩いて5分ほど。赤坂二丁目交番の近く、西山興行赤坂ビルの1階で2006年6月14日から営業する「中国料理 たけくま」へ。オーナーは西山牧場創業家の2代目で大馬主の西山茂行氏だ。父・正行氏がかつて経営していた高級中華「銀座・皇家飯店」の料理長・竹熊健策氏を招き赤坂に出店した。

夜は伊勢海老や蟹、フカヒレ、北京ダック、和牛、鮮魚など使った本格中華を楽しめるが、昼は麺類を中心に肩ひじ張らぬランチメニューを提供している。店舗はビルの1階、実質は中2階にありビルの正面玄関からでも、ビル脇の福吉坂側の裏口からでもアプローチできる。店内は2人がけテーブルのみ13卓で合わせて26席。

まず店外の券売機を食券で購入してから入店する流れだ。麺メニューは担々麺、酸辣湯麺、野菜たっぷりタンメン、豚肉と搾菜タンメン、濃厚味噌ラーメン、あっさり塩ラーメン、上海風焼きそば、餡かけ焼きそばをラインナップ。それぞれ温泉卵、トマト、担々の肉増量、パクチー、搾菜干し海老パウダーを追加可能だ。

またマーボー豆腐定食、回鍋肉定食、豚肉きくらげの玉子炒め定食、フカヒレ餡かけチャーハン、単品ライス、鶏スープ、デザートの杏仁豆腐なども用意している。今回は人気No.1という「担々麺(1000円)」を注文することに。ちなみにNo.2は酸辣湯麺。世界的指揮者の故・小澤征爾氏は「タンメン」が好きだったそうだ。

なお辛さは0から3まで4段階で選べるが、今回は普通にあたる「2」でお願いした。着丼までは5分ほど。スープは鶏ガラをベースに、芝麻醤とラー油を効かせたもの。山椒の痺れはなくラー油もレベル2だとあまり辛さはなし。一方で胡麻のコクがありクリーミーだが酸味もあるので重くない。絶妙なバランスに仕上がっている。

そこに合わせるのは、わずかにボソっとした食感で歯触りの良い中細麺で、スープとの相性は抜群だ。ほか手切りしゴロゴロと大粒の挽肉、シャキシャキの小松菜がトッピングされる。クリーミーだが後味はスッキリの一杯、あっという間に美味しく完食した。辛目がお好きな方はレベル3でオーダーすることをおススメしたい。

<店舗データ>

【店名】 中国料理 たけくま
【住所】 東京都港区赤坂2-15-18
【最寄】 東京メトロ千代田線「赤坂駅」徒歩5分

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