京都のこってりラーメンの代表格「天天有」
京都のラーメン激戦区・一乗寺で1971年に創業した天天有。実はこの「天天有 本店」以外に、京都にはもう一系統「天天有」が存在する。なんでも、かつて本店から暖簾分けされた人がチェーン展開をしているとのことで、京都のほか関東では大井町にも支店を持つ。
残念ながら味は似て非なるもの。評判が高いのは、こちらの本店だ。京都発祥の「天下一品」同様に、鶏と野菜をじっくり煮込んだ濃厚スープが特徴。複数の寸胴で煮出したスープをブレンドしているので安定した味。


スープも具材も、全体的に甘目の仕上がり。初めて食べると、甘いメンマに驚くだろう。通常のラーメンはチャーシューが4枚乗るが、同料金で「チャーシュー2枚+味玉」にも出来る。また、麺もストレート麺か平麺を選べ、脂や九条ネギの量もカスタムできる。これで650円はありがたい。
お腹に余裕のある方は、ぜひ「チャーシュー麺」を。それでも容量が空いているなら、天天有と隣あう有名店「ラーメン荘 夢を語れ」や、「高安」「極鶏」「一乗寺ブギー」などで連食されるのも良いかと。
<店舗データ>
【店名】 天天有 本店(てんてんゆう)
【住所】 京都府京都市左京区一乗寺西杉ノ宮町49
【最寄】 叡山電鉄「一乗寺駅」徒歩6分