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肥宝館 -貧すれば丼する-

【高知 鴨部】 つけ麺屋 ちっちょ「特製 牛ホルモンつけ麺(1120円)」

高知で人気の王道魚介豚骨つけ麺店

とさでん交通伊野線の鴨部駅から南東方向へ歩いて10分ほど。国道56号=土佐道路沿い、南横町交差点そばで営業する「つけ麺屋 ちっちょ」へ。高知では珍しく豚骨魚介の王道を啜れる人気店だ。一時は東京・渋谷にも支店があったほか、高知市内の繁華街に「製麺処 蔵木」「ソライロ」といった姉妹店も展開している。

高知大学朝倉キャンパスから近い事もあってか、界隈には「ラーメン大戦争」の四国初上陸店や、高知の人気ローカルチェーン「しなとら」「豚太郎」の支店があるほか、ファミレスや牛丼チェーン、TSUTAYAなどの大型店が立ち並ぶ。こちら「ちっちょ」でも、軒先には『学割 大盛・得盛 無料』の看板が。

店内はテーブル8席と、コロナで席を減らしカウンターに4席。スープ切れが無ければ深夜0時までの営業だが、夜10時を越えてなお、学生のグループ客が次から次へと来店し並び列まで出来ていた。看板メニューの「つけ麺」は人気の牛ホルモンや味玉、チャーシューを追加できるほか、濃厚チーズカレーつけ麺も用意。

ほかに濃厚魚介豚骨ラーメン、牛ホルモンの餡かけ麺、台湾まぜそば、冷麺といった個性的な一杯もラインナップしている。また、やきめし、ガーリック焼飯、チャーシュー丼といった飯モノや、高知名物アイスクリンや杏仁プリンといったデザートも提供。今回は「特製 牛ホルモンつけ麺(1120円)」を注文することに。

アツアツのつけ汁は、十数種類の食材を13時間以上炊いたという濃厚な魚介豚骨スープ。豚骨の嫌な臭みは無く、魚介の存在感もしっかりある。まさに王道の味わいだ。汁の中にはプリっとした甘味ある牛の小腸、キャベツ、刻みネギがイン。それをモッチリした全粒粉入りの中太麺に絡めて啜り上げていく。

チャーシューは軽く炙ってからの提供でホロホロ。厚みがあり食べ応えは十分である。味玉も黄身ネットリで良い味に。途中でコチュジャンのような味わいの「秘伝の赤ダレ」を加えて味に変化を。最後は麺にレモンを絞りサッパリと完食した。次回は、こちらも珍しい「牛ホルモンの餡かけ麺」を啜りに来たい。

<店舗データ>

【店名】 つけ麺屋 ちっちょ
【住所】 高知県高知市鴨部883-1
【最寄】 とさでん交通伊野線「鴨部停留所」徒歩12分

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