肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【銀座】 麺屋ま石「牡蠣 鯛らーめん(1500円)+キングサーモンごはん(700円)」

銀座で啜る、寿司屋プロデュースの鯛らーめん

真鯛、桜海老、帆立、牡蠣、雲丹。高級な海の幸を使ったラーメンを出す店が銀座に登場。2018年4月にオープンした「麺屋ま石」である。こちらは、築地虎杖が手掛ける寿司屋「日本橋ま石」がプロデュースする店。築地虎杖は、有楽町にもカレー担々麺専門店「麺屋虎杖」を出店するなど、海鮮料理以外の出店に熱心な様子。

お店は、移転リニューアルのため閉店した行列店「銀座 篝」の跡地にある。こじんまりとした店内は、コの字カウンターのみ7席で、まるで寿司屋のような空間。気になる麺は、ベースメニューの鯛らーめん(1000円)を基に、桜海老(+300円)、帆立(+400円)、牡蠣(+500円)、雲丹三種(+1500円)をトッピングできる。

ほか、飯ものでは白飯(200円)のほか、明太子(550円)、釜揚げシラス(650円)、黒豚角煮(700円)、キングサーモン(700円)、生雲丹(1500円)を乗せたご飯を用意している。今回注文したのは、炙った生サーモンを使った「キングサーモンごはん」。変な脂臭さは一切なく、さすが寿司屋プロデュースといったクオリティ。

そして肝心のらーめん。スープは「鯛の旨みを最大限に引き出すため塩と昆布を使用」している。臭み消しに針生姜。冷めるほど旨味を強く感じる出汁だ。そこに合わせるのは、しなやかな細ストレート麺。丼の頂には、低温で火を入れたプリプリの牡蠣が5つ。どれも大粒で、風味を活かした味付けで旨い。

ほか別皿で提供される、柔らかな鶏肉と歯ごたえのある竹の子も悪くない。嗚呼、このスープなら白飯を入れて「おじや」にしてシメてもよかったな。店内を見渡すと、インパクトのある「雲丹」が人気のようだが、お店がオススメしているのは「桜海老」。揚げたての「かき揚げ」が付いてくるそうだ。次はどれにしよう、悩ましい。

<店舗データ>

【店名】 麺屋ま石
【住所】 東京都中央区銀座4-4-1
【最寄】 東京メトロ「銀座駅」B2出口徒歩1分

★2020年6月20日をもって閉店。

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