肥宝館 -貧すれば丼する-

【埼玉 北浦和】 メン屋 ちっきん「ちっきん麺 塩(660円)+味玉(100円)」

焼き鳥屋が作る絶品鶏白湯ラーメン

JR京浜東北線・北浦和駅の西口を出て、線路沿いに大宮方面へ歩いてすぐ。軒先の赤提灯が目印のラーメン居酒屋「メン屋 ちっきん」へ。こちらは駅の東口側にある焼き鳥専門店「炭火串焼台所 ちっきん」の姉妹店で、焼き鳥やおつまみメニューに加えて、鶏を使った絶品ラーメンを啜れると界隈で評判が高い。

看板メニューは霧島鶏を使った焼き鳥だが、串モノは他にも国産牛や豚を使った串、野菜串なども用意している。また、つまみメニューもサラダ、揚げ物、煮込みなど1品500円前後の品が充実。まずは「月見ちっきんつくね(2本280円/写真・下段左)」をはじめ、霧島鶏レバー、鶏皮といった串モノから攻めていくことに。

お次はイチ押しという「牛モツ煮込み(450円)」や冷奴などの小皿メニューを肴に日本酒をチビリ。喉のすべりが良くなったところで、いよいよラーメンだ。麺メニューは、店名を冠した「ちっきん麺」が塩、醤油、赤、味噌の4種に、中華そば、塩・醤油の2種のつけ麺まで用意。今回は「ちっきん麺」の塩に味玉をトッピングしオーダーした。

スープは霧島鳥の鶏ガラと丸鶏、モモ肉、手羽先などを8時間煮込んだ白湯。サラサラした飲み口だが、旨味は十分に詰まっている。旨いが軽い。串モノとツマミを頂いた後なのに、レンゲの往復が止まらない。一方、麺が中細の縮れ麺なので、スープをよく絡め取るのも良い。また、甘めの味付けのメンマと味玉が不思議と合う。

ほか、トッピングは鶏チャーシュー、白髪ネギ、焦がしネギ、カイワレ。特に焦がしネギは、スープに更なるコクを与える陰の立役者だ。途中、丼淵の柚子胡椒を溶かしながら啜っていく。これはもう「締めの一杯」だけの脇役ではもったいない看板役者の貫禄である。次回は鶏に和出汁を加えたという中華そばも啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 メン屋 ちっきん
【住所】 埼玉県さいたま市浦和区北浦和4-7-10
【最寄】 JR京浜東北線「北浦和駅」西口徒歩1分

★暑くなるとラーメンを休止するそう。夏はご注意を

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