山手トンネルを抜け、昭和にワープだ！
週末は国際フィッシングショー2015の会場・パシフィコ横浜にいた。ありがたくも、某釣り結社会長にお誘い頂き、大正7年創業の中華料理店・奇珍樓で昼食をご一緒する。中華街の喧騒から離れ、山手トンネルを抜けた先の閑静な住宅街。黄色がかったガラス戸にタイル貼りの玄関。昭和の雰囲気を残したまま佇む奇珍樓。
名物は、甘酢餡で食べる揚げワンタンと、横浜名物のサンマーメン、そして甘めの極太メンマがのった竹の子ソバ。全体的に甘めの味付けのメニューが多い。ラーメンのスープは鶏ガラ＋豚骨だろうか、優しい味付けの醤油清湯。自家製の細麺とも良く合う。
ワンタンもチャーシューもスープの味を濁さず、しかし単体で十分に旨い。失礼ながら、外観からは想像できない旨い料理の数々。昭和レトロがお好きな方は是非、カメラ片手に散歩しながら訪れて欲しい。クレイジーケンバンドの横山剣さん言うところの「昭和にワープ」出来るはずだ。
<店舗データ>
【店名】 奇珍(きちん)
【住所】 神奈川県横浜市中区麦田町2-44
【最寄】 JR根岸線「山手駅」徒歩8分
