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肥宝館 -貧すれば丼する-

【神奈川 あざみ野】 らーめん 雅楽「特生揚げ醤油らーめん(1300円)」

ど・みそ出身店主、実は醤油清湯も絶品

東急田園都市線と横浜市営地下鉄ブルーラインの接続駅・あざみ野。駅東口を出て大通りを北へ歩いて6分ほど。西勝寺北側交差点を越えた先にある、界隈屈指の人気店「らーめん 雅楽(がらく)」へ。創業は2014年7月5日。ご主人の角野雅也氏は味噌ラーメンの名門「ど・みそ」などで修業し独立したという。

店内はカウンター11席と半円型のテーブル4席の計15席。麺メニューは修業元同様に「みそらーめん」が主軸で、濃厚胡麻みそ担々麺、みそオロチョンらーめん、みそカレーらーめんを用意している。一方、味噌系とは全く毛並みの違う清湯の「生揚げ醤油らーめん」や、月替わりの限定らーめんもラインナップ。

8月の限定は「冷やニボ稲庭中華そば」とのこと。そして、つけ麺は夏季限定。みそ、みそオロチョン、みそカレー、生揚げ醤油の4種を揃えている。ご主人が「ど・みそ」出身なので、ここは味噌らーめんを頂くのが定石だろうが、今回は評判がすこぶる高い「生揚げ醤油らーめん」を特製(1300円)でオーダーすることに。

スープは大山鶏の丸鶏とガラのみをRO水で炊いた出汁に、加熱処理をせず添加物も加えていない「生揚げ醤油」を使ったカエシを重ね、阿波尾鶏の鶏油をたっぷり加えている。生揚げ醤油のコクとキレ、鶏油の芳香と旨味が相まって、絶品醤油清湯に仕上がっている。そこに合わせるのは、三河屋製麺の中細ストレート麺。

ツルっと喉越しが良くスープとの相性も抜群である。そしてチャーシューはレアな仕上がりの豚肩ロース肉が3枚。厚みがしっかりあり、肉の味を存分に楽しめる逸品だ。ほか黄身ホックリの味玉、柔らかな穂先メンマ、刻みネギ、三つ葉が乗る。1300円するだけあって、さすが手抜かりない一杯だ。こりゃ味噌も気になるなぁ。

<店舗データ>

【店名】 らーめん 雅楽(がらく)
【住所】 神奈川県横浜市青葉区新石川2-15-1
【最寄】 東急田園都市線「あざみ野駅」東口徒歩5分

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