京都発「横綱ラーメン」で青ネギまみれの至福
大きな看板が目印。水戸街道沿い、新松戸と北小金の間で朝5時まで営業している「ラーメン横綱」へ。京都発のチェーンで、関西・東海エリアを中心に全39店舗を展開。関東にあるのは松戸店のほか、柏店、千葉ニュータウン店の3店舗のみ。全て千葉県内なので、関東ではほとんどの方が馴染みの無いチェーンかもしれない。


だが、京都では「天下一品」「魅力屋」と並び親しまれている。歴史は古く、昭和47年に京都市南区の吉祥院で屋台からスタート。粘度の高い鶏スープの天下一品や、鶏醤油清湯に背脂を浮かべた魁力屋とも違い、横綱のスープは豚骨醤油だ。比較的サラリとしてはいるが味は濃厚で、丼の底に豚骨の粉が残るほど。
麺は柔らかい中細縮れ麺で、茹で時間60秒なので着丼までが早い。卓上にはニンニクと唐辛子を合わせたオリジナル薬味「ニントン」が鎮座。またラーメンと同時に、おろしニンニク、無料で入れ放題の青ネギが配膳される。青ネギのサービスは魁力屋でも見られるが、お互いスープがまるで違うし、相性ではこちらが好きだ。


スープに浸かったネギを薄切りチャーシューと合わせて白ごはんへ。至福の時間である。最後はニントンをスープに溶き完食。お腹に余裕のある方は、鉄板チャーハンや丼ものを合わせるのも良いだろう。また、餃子、唐揚げ、タコ唐といったおつまみメニューも充実。テーブル席も多く接客も良いので、家族連れも楽しめるはずだ。
<店舗データ>
【店名】 ラーメン横綱 松戸店
【住所】 千葉県松戸市二ツ木二葉町198-5
【最寄】 JR常磐緩行線「北小金駅」徒歩15分