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肥宝館 -貧すれば丼する-

【徳島 鳴門】 とりとたい 鳴門店「とりとたいラーメン ダイブめしセット(1000円)」

徳島の名産「阿波尾鶏」と「鳴門鯛」のマリアージュ

JR鳴門駅から小鳴門橋方面へ徒歩15分ほど。高速鳴門バス停そば、県道42号=瀬戸撫養線沿いで2022年11月25日から営業する「とりとたい 鳴門店」へ。運営するのはブライダルジュエリー大手・BIJOUPIKOグループの「株式会社ジュエリーピコ」。徳島で小さな宝石店からスタートし、現在は東京・上野に本社を構えている。

コチラは「ラーメン屋を思わせないおしゃれなカフェ」をコンセプトに、徳島の名産である鳴門鯛と阿波尾鶏を使ったラーメンを提供している。さすがジュエリー会社が手掛けるだけあり、ガラス張りでお洒落に纏められた店内はカウンター5席とテーブルに20席。さらにテラスにも4人がけテーブル1卓が配置されている。

麺メニューは、スープに阿波尾鶏と鳴門鯛を使った「とりとたいラーメン」を主軸に、鶏白湯ラーメン、味噌鶏白湯ラーメンもラインナップする。またサイドメニューには、残りスープに投入する「ダイブめし」、高菜ごはん、からあげ、炙りチャーシュー丼、そして徳島の名産を使った阿波尾鶏丼と和田島産しらす丼も用意。

今回は1番人気という「とりとたいラーメン(900円)」と「ダイブめし(100円)」のセットを注文することに。着丼までは8分ほど。スープは泡立ち茶濁したスープは前述の通り阿波尾鶏の白湯に鯛出汁を加えたもの。少しトロミがあって、鯛より鶏が優勢ながら、どちらの旨味もしっかり感じられる味わいに仕上がっている。

カエシの塩味も丁度よく、鯛出汁との調和により脂で重い感じもなく濃厚ながらスッキリした飲み口だ。そこに、ガラス張りの製麺室で打った自家製の平打ち中太麺を合わせている。加水率高めでモッチリしており、コシもあってスープとの相性は抜群である。チャーシューは吊るし焼きだろうか。厚切りの豚バラ肉が2枚。

しっかりした食感で、噛むほどに旨味が出てくる。ほか、黄身がトロリとした味玉、水菜、紫玉ネギ、刻みネギがトッピングされる。卓上にはペッパーミル、辛粉のほか、にぼし酢、にんにく酢、すだち酢と3種の酢があるのでお好みで味調整を。特に「すだち」は徳島の名産なので、観光の方にはぜひお試しあれ。

最後は残ったスープに「ダイブめし」を投入。白飯に魚粉と梅干が乗ったもので、鶏と鯛の白湯がまた違った表情を見せてくれる。あっという間に美味しく完食した。なお写真で見るとボリューミーだったので遠慮したが、阿波尾鶏や和田島産しらすの丼がとても旨そうだった。次回は麺と合わせて是非注文したい。

<店舗データ>

【店名】 とりとたい 鳴門店
【住所】 徳島県鳴門市撫養町大桑島濘岩浜48-60
【最寄】 JR鳴門線「鳴門駅」徒歩15分

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