神戸発「ぼっかけまぜそば」が都内進出
赤坂・一ツ木通りに2019年11月にオープンした「まぜそば 神戸灘八」へ。こちらは、神戸・三宮に本店を構える、ぼっかけまぜそばで人気の「灘八」の都内進出店である。ぼっかけとは、牛スジとコンニャクを甘辛く煮込んだ神戸のソウルフード。これが「まぜそば」と融合するなんて、脳内に思い描いただけで既に旨い。
壁のPOPによると「灘八」のルーツは2003年に神戸市山田に創業したうどん店「八間蔵」だそうだ。そちらで修業した方が、名物のスジ煮込み入りうどん「もつ香露」を参考に「ぼっかけまぜそば」を考案。姉妹店として「灘八」をオープンしたという。ちなみに八間蔵のもう一つの名物がシチューうどんだそうで、ちと邪道だが旨そう。
さて灘八だが、メニューは「ぼっかけまぜそば(880円)」がベース。＋100円で旨辛、カレー、トマト、チーズ、ネギ増しにグレートアップ出来る。ぼっかけの増量は有料だが、卓上の刻み玉ネギ、辣油、魚粉、一味、お酢、黒胡椒、秘伝のタレは無料で使い放題。さらにマヨネーズ、ニンニク、生姜、わさび、レモンも無料でオーダー出来る。
なお「まぜそば」は温と冷から選べる上、麺の量も並(160g)と同料金で大盛り(240g)に変更可能だ。今回は「ぼっかけまぜそば」を温の大盛りでオーダー。あわせて、無料のマヨネーズとレモンも頂く事に。ほどなくして、ぼっかけ、卵黄、揚げ玉、海苔、ネギが乗った一杯が着丼。さっそく全体をよく混ぜて啜っていく。
タレは醤油ベースで甘辛く、卵黄でマイルドさも加わり良いお味。中太麺とも相性は抜群だ。ぼっかけは、さすが店の主役だけあり、柔らかく味も染みていて絶品。途中でマヨネーズとレモン、刻み玉ネギを投入しコッテリと完食。最後は添えられた「アゴ出汁のスープ」でサッパリと。こりゃチーズやカレー入りも旨そうだ。
<店舗データ>
【店名】 まぜそば 灘八
【住所】 東京都港区赤坂3-18-9
【最寄】 東京メトロ「赤坂見附駅」徒歩4分
