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肥宝館 -貧すれば丼する-

【浅草】 中国手打拉麺 馬賊 浅草本店「チャーシュー麺(1100円)」

鳴り響く麺打ち音。手打ちの名店「馬賊」

都営浅草線・浅草駅のA1出口から歩いて2分ほど。雷門仲通り沿いで営業する「中国手打拉麺 馬賊 浅草本店」へ。コチラは1974年の老舗で、現在はココ浅草本店と、1977年にオープンした日暮里店の2店舗がある。両店とも注文が入ってから職人がバダムバダムと音を立てて仕上げる「手打ち麺」が最大のウリだ。

その麺打ち音が響き渡る店内は、カウンターと円卓で合わせて20席程度。麺メニューは拉麺、つけ麺がそれぞれ醤油・味噌・担々の3系統あり、ほかタンメン、ちゃんぽん麺、焼きそば、かた焼きそば、麻婆麺、五目や韓国風などもラインナップ。また夏限定で冷し中華、五目冷し、馬賊冷し、韓国風冷しも提供している。

ほか、手打ち餃子や焼豚、野菜炒め、麻婆豆腐、ザーサイといったツマミ類充実しており一杯飲るのにも良い。初めての方には一番人気の担々麺をおススメしたいが、私はコチラのチャーシューが好きなので今回は「チャーシュー麺(1100円)」を注文することに。その前にキリン一番搾り(600円)で喉を潤しながら待つとしよう。

着丼までは待つこと7分ほど。注文が入ってから麺を打つ割には早い到着だ。薄濁りのスープは僅かに獣臭が残る鶏ガラベースの清湯。そこにやや甘味のある醤油のカエシを重ねている。決して凡庸なものではない。そして主役の麺だが、中華麺には一般的に強力粉が用いられるが、馬賊では薄力粉を使って手打ちしている。

それでいてコシがあり、麺肌に僅かにザラつきがあるのでスープとの絡みも抜群だ。太さが不揃いなのも面白い。そしてチャーシューは1センチほどの厚みがあるホロホロの肩ロース肉が3枚。コレがまた絶品である。ほかトッピングにはワカメ、メンマ、ネギ。夢中で完食してしまった。この夏のうちに冷やしも啜りたいなぁ。

<店舗データ>

【店名】 中国手打拉麺 馬賊 浅草本店
【住所】 東京都台東区雷門2-7-6
【最寄】 都営浅草線「浅草駅」A1出口徒歩2分

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