肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【竹ノ塚】 焼あご煮干ラーメン きち「特製 あごの煮干の中華そば(1050円)+ねぎ丼(200円)」

竹ノ塚の歓楽街で啜る煮干ラーメン

東武線・竹ノ塚駅の東口を出て、赤山街道方面に歩いて3分ほど。繁華街の一角にある「焼あご煮干しラーメン きち」へ。元々は2014年に駅から東に1キロほど離れた場所で創業した「きち」だが、2016年7月に現在の場所に移転。ちなみに、元々店舗のあった場所には現在「煮干し中華そば 山形屋」が入居し、人気を博している。

ラーメンは、鶏豚骨に焼アゴの出汁を重ねた「濃厚あごだし」、節系の「黒醤油」、そしてアッサリ系「あご煮干」の3種が主軸である。いずれも背脂入りにすることが出来るので、欲しい場合は券売機の「背脂有り(無料)」を選択するべし。ほか「まぜそば」や、辛味入りの「赤きち」、ランチ限定で「油そば」なども提供している。

また、醤油ダレと煮干香味油で味付けした「和え玉(250円)」もあるほか、サイドメニューには焼餃子に加え、炙り肉飯、マヨ玉ご飯、ねぎ丼、スープをかけて食べる「雑炊飯」などの飯モノもラインナップ。今回は券売機に「いまイチ押し」のPOPが貼られていた「あごの煮干の中華そば」の特製と「ねぎ丼」をオーダーすることに。

薄く濁ったスープはアゴ、平子、エソ、片口鰯の煮干を使った出汁に醤油のカエシを合わせたもの。香ばしくアッサリした飲み口だが、旨味が強いスープだ。そこに浅草開化楼の中細麺を合わせている。トッピングは炙ったバラチャーシュー、ネットリとした黄身の味玉、ホウレンソウ、ネギ、そして焼き海苔とバラ海苔。

煮干の香ばしさは炙りチャーシューやバラ海苔との相性抜群。最後の一滴まで美味しく頂いた。一方の「ねぎ丼」は、ライスの上に胡麻油とタレで和えた刻みネギ、そして胡椒が乗せられている。ネギ好き歓喜の一杯、あっという間に掻き込んだ。次回は焼餃子で一杯引っ掛けたあと、店の看板メニュー「濃厚あごだし」を啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 焼あご煮干ラーメン きち
【住所】 東京都足立区竹ノ塚1-40-1
【最寄】 東武スカイツリー線「竹ノ塚駅」東口徒歩3分

★2020年秋に閉店。
★跡地には二郎インスパイア「ラーメン盛」が入居

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