肥宝館 -貧すれば丼する-

【亀有】 ラーメン輝「味噌らーめん(700円)」

亀有駅前、知る人ぞ知る西山製麺使用の名店

JR亀有駅南口そばの「リリオ弐番館」地下1階で営業する「ラーメン輝(てる)」へ。リリオ弐番館の地下は居酒屋やパブなどが軒を連ねる飲食店街。このうち駅から最も遠い環七側の22番区画に「ラーメン輝」は入居する。ご主人は札幌の出身。調理学校卒業後に本格中華料理店で10年修業し、2009年8月に亀有で独立創業した。

自身が慣れ親しんできた札幌「西山製麺」の麺の魅力を伝えたいと始めたお店は、1日限定88杯のラーメンを提供。スープが無くなり次第終了という、亀有でも知る人ぞ知る存在だ。店舗は表に積まれた「西山製麺」の麺箱が目印。麺は細麺、中太麺、平打ち麺と3種のオリジナル麺を発注する入れ込みようである。

ラーメン・つけ麺とも主力の味噌に加え、醤油、塩、辛味噌、担々麺をラインナップ。さらに「豚しゃぶ冷やし中華」や「どっさりねぎラーメン」、味噌に海老粉末や鮭節を加えた「えびそば味噌」、冬季限定で「焙煎札幌味噌ラーメン」「もやしあんかけそば」も提供している。今回はシンプルに「味噌らーめん」をオーダーすることに。

待つこと3分ほどで、青海苔が振りかけられた旨そうな一杯が到着。スープは動物系に乾物の旨味も重ねているだろうか。無化調だそうだが旨味は十分。そこに京都・大原の蔵の味噌を合わせている。味噌は甘すぎず、唐辛子の辛味も少し加えられ、スッキリした後味に仕上がっている。無論、西山製麺の中太麺はよくマッチしている。

珍しいのは、チャーシューではなく「豚しゃぶ肉」がトッピングされている点だ。結構な量が乗っていて、味噌スープに浸して食べると絶品。ほか、粒の大きな「メガ挽肉」に太メンマ、ネギが乗る。青海苔の風味も清清しく、あっという間に完食した。次回は人気No.1の「辛味噌」か、東京では珍しい「焙煎味噌」を啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン輝(てる)
【住所】 東京都葛飾区亀有3-29-1 リリオ弐番館B1F
【最寄】 JR常磐緩行線「亀有駅」南口徒歩3分

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