武蔵浦和駅前で「鶏そば一瑳」姉妹店の煮干しを
JR武蔵野線と埼京線が交わる要衝・武蔵浦和駅。駅東口のロータリーから歩いて3分ほど、武蔵野線の高架線沿いにある「まかない へきる」へ。店舗はバルや居酒屋が入居する飲食施設「7th.ave(セブンスアベニュー)」の一角に入居。浦和駅前の行列店「鶏そば 一瑳」の姉妹店ということもあり、流石なかなかに繁盛している。
整然とした店内はL字カウンターの他にテーブル席もあり、グループで一杯ひっかける事も可能だ。麺メニューはラーメンが清湯の「淡麗煮干し」と、白湯の「濃厚中華そば」、そして麺とスープのみのシンプルな「塩かけそば(450円)」の3種。ほか、濃厚な汁で啜る「つけ麺」も揃えている。「かけそば」は呑みのシメに最高だ。
また、手包み大判餃子や、日替わりの「まかないご飯」といったサイドメニューも提供している。今回は「淡麗煮干し醤油そば」に加え、「手包み大判餃子」をハーフ(2個入り･190円)」でオーダーした。なお、チャーシューは厚切り炙り焼豚と低温調理焼豚の2種から選べるので、今回は低温のレア肉をチョイス。
スープは煮干し香る醤油清湯で、苦味やエグ味は一切なし。淡麗とあるがカエシは円みがあり、焦がしネギもコクを与えていて旨い。麺は店奥で製麺された自家製。ツルッとした麺肌で歯触りも良く、小麦も風味も十分でスープとの相性も良い。提供時にチャーシューに熱が入り過ぎていたのが残念だが、まとまりの良い一杯である。
途中で卓上のブレンド魚粉、揚げエシャロット、そして青唐辛子と柚子などを合わせた自家製生七味を加えて完食。生七味は辛味が強いので入れすぎには注意を。一方の大判餃子は、餡の味付けは薄めだが、肉汁たっぷり。大粒なので食べ応えも十分だ。帰り道にあると嬉しいオシャレで美味しいラーメン店。お近くの方は是非どうぞ。
<店舗データ>
【店名】 まかない へきる
【住所】 埼玉県さいたま市南区別所7-1-14
【最寄】 JR武蔵野線・埼京線「武蔵浦和駅」徒歩3分
