地元で人気の「ほずみ」の支那そば
JR徳島線・文化の森駅から南へ歩いて10分ほど。園瀬川に架かる法花大橋の小松島寄り、県道136号=宮倉徳島線沿いで2014年8月から営業する「支那そば ほずみ」へ。店内はカウンター席とテーブル席で合わせて15席ほど。ご主人は物腰柔らかだが、本棚を見ると「ミナミの帝王」「白竜」といった硬派な漫画がズラリ。
麺メニューは、薄口醤油と塩で味を調えた「支那そば」と、いわゆる徳島ラーメンの茶系にあたる「濃厚醤油」、漆黒スープの「蔵出し醤油」、そして「ピリ辛味噌」の4種をラインナップ。チャーシュー、もやし、メンマ、ネギ、生たまごを追加トッピング可能だ。もちろん白メシも用意している。今回は「支那そば」の並サイズ(550円)を注文した。
少しトロみのあるスープは豚骨と鶏がベース。そこに薄口醤油と塩のカエシを重ねており、コクと甘味の強い飲み口に仕上げている。重すぎず、しかし旨味十分。塩味の強さも申し分なし。旨いスープである。麺はしなやかな中太ストレート。チャーシューはバラとロースが1枚ずつ。どちらも肉の旨味を存分に感じられる逸品だ。
ほか、柔らかな穂先メンマ、シャキシャキのモヤシ、刻みネギが乗る。そして卓上にはマー油、乾燥ニンニク、おろしニンニク、胡麻、辛味噌、胡椒があるのでお好みで。さらに梅干し、コチュジャンであえた千切り大根、甘辛の海老の佃煮もあるので、充実したライスライフも楽しめる。ガイドブックに載らない人気店、ぜひ一度!
<店舗データ>
【店名】 支那そば ほずみ
【住所】 徳島県徳島市八万町法花137-2
【最寄】 JR牟岐線「文化の森駅」徒歩10分