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肥宝館 -貧すれば丼する-

【亀戸】 しののめヌードル「全部のせ 醤油らーめん(1350円)」

Tsurumen Tokyo 後継店「しののめヌードル」

JR亀戸駅から亀戸天神社方面へ歩いて10分ほど。蔵前橋通り沿いで2022年5月7日から営業する「しののめヌードル」へ。コチラは、2020年8月から1000日間限定で営業していた「Tsurumen Tokyo」のスタッフだった梅崎梨夏氏が同じ場所で独立開業した形だ。店内はカウンター6席と4人がけボックス席1卓の計10席。

麺メニューは醤油と塩の2種のラーメンに加え、夜営業限定で「しののめまぜそば」も用意。飯モノには小ライス、明太子ごはん、日替わりの「本日のごはん」を。また、ラーメン一杯につき1皿限定で蒸し餃子も提供している。さらに、同じ江東区の南砂住宅団地内にあるビール醸造所で造っているガハハビールも楽しめる。

今回は「醤油らーめん」の全部のせ (1350円)を注文。なお特製だと「たまご」を塩か燻製から選べるとのことで、燻製でお願いした。着丼までは待つこと7分ほど。背脂の浮いたスープは、滋賀の淡海地鶏のガラをベースに、乾物などを合わせているだろうか。醤油のカエシは円みがあり、無化調で全体的に優しい味わいだ。

合わせる麺だが、オープンから半年ほどは自家製麺だったが、現在は京都・麺屋棣鄂の中太ストレート麺を合わせている。断面は円くツルツルの麺肌。コシがあって香りも良く、優しいスープの中ではインパクトも大である。チャーシューはレアな仕上がりの豚肩ロース肉が4枚。肉の旨味が凝縮されており非常に良い味である。

藁で燻したという玉子は、白身部分には弾力があり黄身はネットリで美味。ほか、紀州葡萄実山椒の佃煮を擦り潰して混ぜ込んだ鶏つくねが2つ、柔らかで出汁が染みたメンマ、香りの良い海苔3枚、刻みネギがトッピングされる。非常に丁寧に作られた一杯、あっという間に完食した。今度は夜限定のまぜそばや飯モノも食べてみたい。

<店舗データ>

【店名】 しののめヌードル
【住所】 東京都江東区亀戸3-45-18
【最寄】 JR総武緩行線「亀戸駅」徒歩10分

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