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肥宝館 -貧すれば丼する-

【扇大橋】 文龍亭「白・特製(980円)」

扇大橋の夜の切り札「文龍亭」

日暮里舎人ライナー・扇大橋駅の東口から歩いて1分ほど。都道58号=尾久橋通り沿い、扇大橋北交差点に2022年11月にオープンした「文龍亭」へ。この場所では元々「ラーメン兄弟家 扇大橋商店」が営業していたが、屋号だけか、経営母体も変わったか。兄弟家と同じく、文龍亭も豚骨系の店としてオープンした。

店内はL字カウンターに12席。麺メニューは大きく分けて細麺豚骨、太麺豚骨、つけ麺とある。細麺は博多豚骨系の「白」をベースに、辛み入りの「赤」、焦がしニンニク風味の「黒」の3種をラインナップ。太麺は醤油ラーメン、辛口ラーメン、濃厚担々麺を。また、極太麺の「つけ麺」は豚骨魚介と旨辛を用意している。

1玉100円で替玉を頼めるほか、細麺豚骨は4段階、太麺は3段階で麺の硬さを選ぶ事が出来る。また、焼餃子、ゆで餃子、明太子丼、チャーシュー丼などのサイドメニューもあり、一杯引っかける事も可能だ。今回は「白」の特製(980円)をオーダー。なお、麺の硬さはPOPにおススメとある、茹で時間30秒の「普通」でお願いした。

白濁したスープはサラっとした飲み口の豚骨白湯で、そこに豊華食品製の低加水細ストレート麺を合わせている。これといったクセや個性は無く、無難な味なので、老若男女啜りやすいだろう。チャーシューは薄切りで軽く炙ったバラ肉が3枚。箸で解れる柔らかさだ。味玉は黄身ネットリで醤油ダレが強めに効いたもの。

ほか、海苔3枚、歯応えあるキクラゲ、刻みネギがトッピングされる。なお、卓上には麺タレ、ニンニク、白胡麻、黒胡椒が。そしてセルフコーナーには激辛高菜と紅生姜があるのでお好みで。日暮里舎人ライナー開通から約15年経つが、まだまだ飲食店の選択肢が少ない扇大橋。そんな中で夜11時まで呑んで啜れるのは貴重だ。

<店舗データ>

【店名】 文龍亭
【住所】 東京都足立区扇1-20-15
【最寄】 日暮里舎人ライナー「扇大橋駅」徒歩1分

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