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肥宝館 -貧すれば丼する-

【清澄白河】 YUJI Ramen TOKYO「ツナコツ(930円)」

NYから逆輸入「ツナコツ」が人気

東京メトロ半蔵門線と都営大江戸線が乗り入れる清澄白河駅のA3出口から南へ歩いて7分ほど。清澄通り沿いで2018年10月から営業する「YUJI Ramen TOKYO」へ。コチラでは珍しい、トンコツならぬ「ツナコツ」ラーメンを味わうことが出来る。オーナーの原口雄次氏はアメリカでレストランを持ちたいという夢を叶えるべく渡米。

魚の卸売業に従事していた経験から、捨てられてしまうマグロのアラを有効活用し、2012年にニューヨークのブルックリンに「YUJI RAMEN」を創業。マグロの頭や中骨を炊いたスープで大人気に。新横浜のラーメン博物館に2017年3月から2018年9月まで逆輸入の形で出店。撤退と同時に、清澄白河に路面店をオープンしたのである。

壁が白レンガで雰囲気のある店内は、カウンター4席とテーブル8席の計12席。麺メニューは「ツナコツ」をベースに、スパイシー、パクチー、極太味噌、新商品「味噌チゲ」を用意。さらに秋季限定でトロロと鮪を使った「月見山かけツナコツ」も。それぞれトッピングを鮪のコンフィか自家製炙りベーコンから選ぶことが出来る。

また、自家製ベーコン&エッグまぜ麺、エスニックパクチーまぜ麺もラインナップ。さらに「お子様ミニツナコツ」もあるので子供連れでも安心だ。ベビーカーでの来店もOKという。また、オーナーの出身地・宇都宮の「麺ズファクトリー鵜の木」が作った焼餃子、ころころ焼餃子、グリーンカレー餃子も人気だそうだ。

ハイネケン、自家製のドライモスコミュールや江戸緑茶ハイ、レモンサワー、角ハイ、黒霧島、クラフトビールなども置いているので、餃子3種の食べ比べセットで一杯引っかけるのも良さそう。ほか、ツナコツのトッピングに使われている鮪コンフィやベーコンを使った丼や、温玉丼、〆のごはんといった飯モノもある。

今回は「ツナコツ(930円)」を、トッピングは鮪のコンフィで注文した。着丼までは10分ほど。スープはオーブンでローストしたマグロのアラを強火で炊き上げた白湯だ。動物系素材は一切使っていない。ゼラチン質が溶け込み濃厚でコクがあるが後味はスッキリ。鮪の旨味と香りが前面に押し出されており美味である。

そこに滑らかで歯触りの良い中細ストレート麺を合わせている。鮪のコンフィはジューシー&ホロホロで絶品。味玉は甘めの味付けで黄身がホックリ仕上がっている。ほか、刻み海苔、貝割れ、ネギ、蓮根チップが乗る。鮪の旨味を存分に楽しめる一杯、あっという間に完食した。唯一無二のツナコツ、お近くを訪れた際はぜひ。

<店舗データ>

【店名】 YUJI Ramen TOKYO
【住所】 東京都江東区清澄3-3-25
【最寄】 東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」徒歩7分

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