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肥宝館 -貧すれば丼する-

【赤坂見附】 らー麺 本間 赤坂「海老雲呑麺 3ヶ入り 醤油スープ(1380円)」

赤坂黒椿屋が「らー麺 本間」にリニューアル

東京メトロ・赤坂見附駅から歩いて3分ほど。一ツ木通り沿い、赤坂一ツ木通郵便局の斜向かいに2024年5月24日にオープンした「らー麺 本間 赤坂」へ。運営するのは「紅虎餃子房」「万豚記」などを展開する際コーポレーション株式会社。2011年3月からココで営業してきたラーメン店「黒椿屋」をリニューアルした形だ。

店内はカウンター8席と4人がけテーブル1卓の計12席。麺メニューは「らー麺」「海老雲呑麺」「南の島豚出汁しゃぶらー麺」「南の島豚出汁叉焼麺」の4種を用意。それぞれスープを醤油、塩、琥珀の3種から選ぶ事が出来る。一方の飯モノには白米、鶏そぼろごはん、南の島豚の「叉焼ご飯」「出汁しゃぶのせご飯」、卵かけごはんがある。

今回は「海老雲呑麺 3ヶ入り(1380円)」を醤油スープで注文した。着丼までは7分ほど。スープは干鯵、干鰯、うるめ鰯、干いか、宗田鰹節、鯖節、干イタヤ貝、羅臼昆布、干椎茸などを炊いたアニマルオフの清湯だ。そこに、九州糸島・上久醤油の薄口醤油、ヒゲタ本膳の濃口、和歌山の再仕込み醤油などのカエシを重ねている。

魚貝の旨味と香りが混然一体となり、アニマルオフだが層の厚い旨味を形成。一方でカエシはわずかに酸味が立ち、全体としてはサッパリした飲み口に仕上げている。そこに自社製だろうか、中細の平打ち縮れ麺を合わせている。コシがありスープとの相性は抜群だ。そしてひと際目を引くのが大振りの海老雲吞である。

ブリンブリンとした食感のぶつ切りの海老を包んでおり食感も味も良し。まさに丼の主役だ。そしてチャーシューは大判でホロホロのバラロールが1枚。ほか、辛味を抜いた玉ネギスライス、細メンマ、海苔、茗荷、紫蘇が乗る。高級路線ではあるが、その分しっかり満足できる一杯だ。次回は南の島豚が主役のラーメンを啜りに来よう。

<店舗データ>

【店名】 らー麺 本間 赤坂
【住所】 東京都港区赤坂4-2-3
【最寄】 東京メトロ銀座線・丸ノ内線「赤坂見附駅」徒歩3分

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