西浦和から松戸へ。狼煙ゆずりの濃厚豚骨魚介
JR常磐線・松戸駅の東口から市役所方面に歩いて6分ほど。小根本交番そばに2020年7月にオープンした「麺処 となみ」へ。こちらは2019年9月に閉店した西浦和「miso style となみ」のご主人・利波氏が、松戸で再スタートを切った店舗である。オープン2ヶ月で、微調整のため一時休業。12月より営業を再開していた。
ちなみに閉店した「miso style となみ」は、北大宮にある人気店「狼煙」の姉妹店。麺メニューは「狼煙」ゆずりの濃厚豚骨魚介のラーメン、つけ麺を提供。味付け玉子、ねぎ、メンマ、肉を追加トッピング可能だ。夜営業は残念ながら「肉増し」は売り切れ。今回は「ラーメン(800円)」に味玉(100円)をトッピングしオーダーすることに。
粘度の高いスープは、鶏ガラ・豚骨といった動物系と、煮干しや鯖節、昆布などの魚介系を一緒に炊き上げた濃厚なもの。動物系の旨味と魚介の香りが渾然一体となり良い味だ。そこに自家製で全粒粉入りの太麺を合わせている。強力粉と中力粉のブレンドでコシがあり、全粒粉入りなので香りも良い。濃厚スープとの相性も抜群だ。
レアな仕上がりのチャーシューは低温調理の豚肩ロース。大判で味も良く絶品だ。それだけに肉増し売り切れは悔やまれる。ほか、黄身がトロリした味玉、極太のメンマ、海苔、刻んだ玉ネギと長ネギが乗る。後半でスープが少し重く感じたら、卓上の酢、黒胡椒、一味で味調整を。次こそは肉増しにして啜りたい。
<店舗データ>
【店名】 麺処となみ
【住所】 千葉県松戸市小根本51-5
【最寄】 JR常磐線「松戸駅」東口徒歩6分
